知らないと損!?音楽オンラインレッスンのメリット・デメリット

hazeran

ピアノ大好き!はぜらんです 



はっちー

音楽のオンラインレッスンを
考えている人必見!




コロナで外出自粛期間が続き、
音楽教室での対面授業ができずにいる
方もいらっしゃると思います。



そんな中で
3密を回避できる音楽教室として
注目されているのが
音楽のオンラインレッスンです



オンラインレッスンには
2つのパターンがあります。

 

オンラインレッスンの種類

  • ビデオ通話サービスを利用して
    リアルタイムで行うレッスン
  • 動画やDVDの教材

 

今回はビデオ通信サービスを使って
リアルタイムで行うレッスンについて、
特徴やメリット・デメリットをご紹介。


また、オンラインレッスンについて
私が個人的に抱いている疑問がありました。


はぜらんの気になるポイント

  • レッスン中のタイムラグは大丈夫なの?
  • 自宅で大きな音を出せない人は
    どうしたらいいの?




この2点についても
対処法を深掘りしていきます。


はっちー

それではいってみよう

 

音楽のオンラインレッスンに必要な環境を整える

hazeran

何から揃えれば良いかしら


はっちー

インターネットは不可欠だね




音楽のオンラインレッスンに必要な
環境にはどんなものがあるでしょう。



レッスンに使用する楽器や
先生の指導方法によっても
必要なものが異なるので、



ここでは

・最低限必要なもの
あったら便利なもの

の2つに分けてご紹介します。


オンラインレッスンで最低限必要なもの


音楽のオンラインレッスンで
最低限必要なものは下記の3つ。


  1. インターネットがつながる環境
  2. スマホ、パソコン、タブレット
  3. ビデオ通話サービスツール(ZOOM, Skype)

 

1.インターネットがつながる環境

オンラインレッスンの要になっているのが
インターネット環境



これからご紹介する
ビデオ通話サービスを利用するためには
下記のようなインターネット環境が必要です。



必要なインターネット環境

  • インターネット回線速度が速い
  • データ通信量に制限がないor
    通信上限がレッスンで使用する最低量以上

 

インターネットの通信速度が適正かどうかは
下記リンクから
実際に計測することができます。
速度計測サイト FAST.com 



ビデオ通話サービスは
回線速度が10Mbps以上であれば
問題なく使えるようですね。
ZOOMの回線速度の参照はこちら
Skypeの回線速度の参照はこちら


通信量については
1時間のレッスンを月4回行う場合、
1ヶ月でかかる通信量は
おおよそ下記のようになります。


Zoom:600MB(1時間のビデオ通話)
   ×4=2400MB(約2.4GB

Skype:120MB(1時間のビデオ通話)
   ×4=480MB
各ツールの1時間の通信量の参照はこちら



ZOOMの方がSkypeよりも
画質や音質が良いため
通信量が多くなっていますね。



オンラインレッスンの快適度合は
インターネット回線速度と通信量に
かなり依存するので、
まずはネット環境をチェック。


2.スマホ、PC、タブレット

オンラインレッスンでは
スマホ、PC、タブレットを使用します。



持ち運びやすさやカメラの位置など
使い勝手が異なるので
レッスンに合った機器を選びたいところ。



実際の使用感をもとに
どの機器を使ってレッスンを行うか
決めましょう。


3.ビデオ通話サービスツール(ZOOM, Skype)

オンラインレッスンを行う会社によって
指定されるビデオ通話サービスツールが
異なります。



ここではビデオ通話で一般的に使用される
ZOOMとSkypeについて
押さえておきたい特徴をご紹介。


ZOOM

ZOOMには有料版と無料版があります。



今回は一般的にオンラインレッスンで
使用されている
無料版の特徴をご紹介します



ZOOMの特徴

  • 最大100人まで参加可能
  • 3人以上のグループでは40分まで無料
    ※1対1は無制限
  • ID登録が必要なのはホストのみ
  • メッセージアプリ機能なし
  • レッスンを録画できる




ZOOMはグループレッスンの場合
時間制限があるので要注意



ZOOMへの登録は先生側のみでOKなので
生徒は先生から送られてくるURLを
クリックすればレッスンに参加できます。




メッセージアプリ機能がないため
事前に資料を送ることができません。



ZOOMで資料を共有するときは
チャットでのファイル送付や
画面共有をして対応します。


Skype

Skypeの特徴

  • 最大50人参加可能
  • グループでも時間制限なし
  • メッセージアプリ機能あり
  • 利用者全員ID登録が必要
  • レッスンを録画できる




Skypeはグループでの通話も
無制限に行えます。



メッセージアプリ機能があるので
事前に資料共有ができて
便利ですね。



ID登録は先生と生徒の両方で必要
なので要注意。



オンラインレッスン開始時に
それぞれのツールの使用方法について
指導があると思うので
手順通りに操作してみてくださいね。


オンラインレッスンであったら便利なもの

ここでは
オンラインレッスンで
あったら便利なグッズをご紹介。



あったら便利なもの

  • イヤホン・ヘッドホン
  • マイク
  • ウェブカメラ

 

イヤホン・ヘッドホン




スマホ、タブレット、PCに内臓された
スピーカーから音を出すと
音質があまり良くありません。



楽器やボーカルの音を良音質で聴くなら
イヤホンorヘッドホンがおすすめ。



※bluetoothを使用するワイヤレスタイプは
通信端末とイヤホンの間で
音が遅延する事があるため
有線がお勧め。


マイク




通信端末の内蔵マイクでは
生活音など不必要な音も拾う
可能性があります。



楽器やボーカルの音を正確に拾うには
マイクの設置がおすすめです。



イヤホンマイクは
音質に限界があるので

マイクとイヤホンは
別々にすることをおすすめします。

 

ウェブカメラ




通信端末にカメラがついていない場合は
必須アイテムのウェブカメラ。


手の動きや表情が知りたい場合は
複数台のカメラを設置してみましょう。



ピアノであれば、鍵盤を俯瞰するカメラと
先生や生徒の顔を写すカメラがあると
表情と手の動きを同時に把握できます。

 

音楽のオンラインレッスンにおけるメリット・デメリット

はっちー

オンラインならではの
メリット・デメリットを
まとめてみたよ



hazeran

うまく活用すれば
世界レベルのレッスンも
受けられるかも




音楽のオンラインレッスンには
インターネットを使用しているからこそ
生じるメリットとデメリットがあります。


オンラインレッスンのメリット

ここでは生徒目線で
オンラインレッスンのメリットを
ご紹介していきます。


感染症のリスク対策

オンラインレッスンは
画面越しの授業になるので、
感染症のリスク対策になります。



3密を避けてレッスンできるのは
安心ですね。



また、会話や歌などから生じる
飛沫感染リスクを防ぐのにも有効です。


どこにいてもレッスンが受けられる

インターネットが繋がる環境であれば
どこでもレッスン可能。



海外の実力のある先生に
直接指導してもらうことだってできます。



自分の行動次第で
無限に世界を広げられるのは
オンラインレッスンの魅力ですね。



時間とお金の節約

自宅でレッスンができるため
今までかかっていた教室までの
移動時間やお金を節約できます



また、仕事の合間など隙間時間を利用して
レッスンできるので
時間の有効活用にもつながりますね。



オンラインレッスンを組み込む事で
計画的に1日を過ごす習慣が
身につくのも魅力です。


リラックスできる

自宅にいながらレッスンできるので
リラックスした状態で臨めます



先生からのプレッシャーを感じずに
レッスンができるという意見も。


録音による復習ができる

ZOOMやSkypeには録画機能があるので、
授業を見直して復習することができます。



重要なポイントを何度も聞き直せるので
一度きりのレッスンより
お得感がありますね。


オンラインレッスンのデメリット

はっちー

インターネットならではの
デメリットもあるね



hazeran

対処法もセットで紹介していくよ



オンラインレッスンで
全てに共通するデメリットは、
「インターネットが無いとできない」
という点。



インターネット環境の改善や
アプリの設定変更については、
関連サイトを紹介しているので
そちらをご参照ください。


タイムラグ

ZOOMやSkypeでは
会話にタイムラグが生じるため、
テンポとりや先生との同時演奏が困難です。



また、同時に話すと
どちらかの音声が消えてしまうことも。



後ほどご紹介する「SYNCROOM」は
タイムラグを減らして
複数人でのセッションを可能にしている
フリーソフトですので、
ご興味のある方は見てみてください。


音声の途切れ

音声の途切れる原因は様々で
インターネット環境の他に、
セキュリティソフトが原因で
起こることもあるそう。


音声が途切れる場合の対処法は
こちらが参考になりました。
ZOOMの音の途切れに関する参照はこちら



Skypeを使用している場合でも
参考になりますよ。


音割れ

楽器の音量によっては
音割れが起こります。



マイク音量の自動調節機能をオフにする
など設定の変更が必要です。


音質改善の記事は
こちらが参考になりました。
・ZOOMの音質改善の参照はこちら
・Skypeの音質改善の参照はこちら


自宅で大きな音を出せないと難しい




オンラインレッスンは基本的に
自宅で行うイメージがありますよね。



しかし、
自宅では大きな音を出せない!
という悩みを抱えている方、
実は多いのではないでしょうか。



かくいう私もその1人。



家でレッスンできない人に希望はないの!?
と思い、対処法をしらべてみました。



それは後ほどご紹介しますね。


音のニュアンスが伝わりづらい

実際にビデオ通話で聞いてみると
音の微妙なニュアンスの違いが
伝わりづらいです。



オンラインレッスンをしている方に
伺ったところ、



音で表現できない部分は説明で補ったり、
あらかじめ別撮りの動画を用意して
対応しているようです。


幼児の場合は親の付き添いが必要

幼いお子さんがレッスンする場合は
親の付き添いが必要になります。



先生が画面越しにいるとはいえ
画面の前に1人でずっと座らせるのは
なかなか難しいでしょう。



レッスン中に途中で飽きて
フレームアウトしないように
フォローしてあげましょう。






音楽のオンラインレッスンで”はぜらん”が気になるデメリットの対処法

hazeran

ここからは
私が気になるデメリットの
対処法を紹介するね





ここでは
私が音楽のオンラインレッスンで
気になっていたデメリット2点について
対処法をご紹介します。



はぜらんが気になるデメリット
・タイムラグ
・自宅で大きな音を出せない

 

タイムラグの対処法 “SYNCROOM”

SYNCROOM




音楽のオンラインレッスンで
タイムラグが生じるのは
先生にも生徒にも結構なストレス



どうにかならないものかと調べてみたら
“SYNCROOM”という
素晴らしいフリーソフトを見つけたので
ご紹介します。



SYNCROOMとは
2020年6月にヤマハから公式発表された
公式オンライン遠隔合奏サービスです。
SYNCROOM公式サイトはこちら



インターネットを通じて
オンラインでの音楽合奏を実現。



最大5拠点で
オンラインセッションが楽しめるんです。



YouTubeでYAMAHAの公式チャンネルから
操作方法についての動画がでています。


SYNCROOMの魅力は
無料で高音質のセッションができる点



SYNCROOMを使用したライブ動画




演奏を聴いていても
ほとんどラグを感じませんよね。


ただし、
快適に使用できるかは
インターネット環境に依存します。



使用環境が適しているか
チェックしてみてくださいね。
SYNCROOMの回線チェッカー


自宅で大きな音を出せない場合の対処法

hazeran

自宅で練習できない私は
どうすればいいの!?



はっちー

レッスン場所によって
対策が変わるよ




オンラインレッスンをしたいけど
自宅で大きな音を出せない!



そういう場合は諦めなきゃいけないの!?



そんな悩みを解消すべく
対処法を調べてみました。


  1. 自宅でレッスンする場合
  2. 屋外でレッスンする場合




それぞれについて方法を
紹介していきますね。


1.自宅でレッスンする場合

自宅でレッスンする場合は
外部に漏れる音を極力減らす
ことが必要です。



ここでは外部への音漏れを防ぐ
方法をご紹介します。


防音室をレンタルする

防音室をレンタルすれば
自宅で楽器演奏ができるんです。


防音室




ヤマハの防音室レンタルでは
0.8畳〜2.0畳の防音室を
レンタル可能。


レンタル料は月額制で
料金は約1万〜2万5千円ほど。



中古の防音室は新品より
安くレンタルできます。


(株)ヤマハミュージックジャパン提供の
防音室についてはこちら


屋外と比べて外出の手間がなく
自宅で好きな時に
利用できるのが魅力ですね。


ヘッドホン・イヤホンを使う

キーボードやギター、ベースなどの
アンプに繋げる楽器は
ヘッドフォンやイヤホンを付けて
消音する事ができます。



一見消音化が難しそうな
バイオリンやチェロ、トランペットも
ヘッドホンで練習できるんだとか。



ヤマハサイレントシリーズ

 

ヤマハのサイレントシリーズから
ヘッドホンで演奏できる楽器が
出ています。


ヤマハのサイレントシリーズに
ご興味のある方はこちら



座学中心のレッスンにする

 

今までやっていた曲練習の代わりに
楽典や譜読み、コードなど
座学を中心としたレッスンをしてもらう
という手もあります。



これは実際にレッスンをした方に
伺ったのですが、



オンラインでコードの勉強を始めてから
曲の理解が深まったとおっしゃっていました。



おうち時間のある今だからこそ
じっくり楽譜と向き合ってみるのも
良いかもしれませんね。


2. 屋外でレッスンする場合

自宅で無理なら屋外で
レッスン場所を探してみましょう。



ただし、
インターネット環境がある事が前提
なので注意してください。


音楽スタジオ

音楽スタジオは防音がしっかりしているので
周りの音を気にせずレッスンができます。



楽器によっては自分が持っていなくても
レンタルできる点も魅力です。



個人練習であれば
1000円以下で部屋を借りれるでしょう。



地下にスタジオがある場合は
電波環境が悪い可能性があるので
要注意。


カラオケ

カラオケはweb会議でも
使用する人が増えましたね。



歌を習っている方は
練習場にカラオケを選ぶ人も
多いのでは。



カラオケでは
食事や飲み物を飲みながらの参加も
できますね。



ただし、お店によっては部屋間の壁が薄く
隣の人が爆音で歌っていると
レッスンの会話が聞き取りにくくなる
可能性もあるので注意が必要です。


公共のレンタルスペース

地域によっては公民館などの
公共スペースにレンタルスタジオが
併設されています。



音楽スタジオやカラオケほど
営業時間は長くないですが
リーズナブルに利用できるのが魅力。


hazeran

自分が使いやすい場所で
レッスンしてみてね

 

まとめ

ここまで
音楽のオンラインレッスンの特徴と
メリット・デメリットをご紹介しました。



メリット

  • 感染症のリスク対策
  • どこにいてもレッスンが受けられる
  • 時間とお金の節約
  • リラックスできる
  • 録音による復習ができる




デメリット

  • タイムラグ
  • 音声の途切れ
  • 音割れ
  • 自宅で大きな音を出せないと難しい
  • 音のニュアンスが伝わりづらい
  • 幼児の場合は親の付き添いが必要




デメリットの中で筆者が気になっていた
下記2点についての対処法も
まとめています。



はぜらんが気になるデメリット
・タイムラグ
・自宅で大きな音を出せない





タイムラグは
ヤマハが提供しているフリーソフト
SYNCROOMの利用で
改善が期待できそう。



自宅で大きな音を出せない場合は
下記の方法を試してみてください。



自宅でレッスンする場合

  • 防音室をレンタルする
  • ヘッドホン・イヤホンを使う
  • 座学中心のレッスンにする




屋外でレッスンする場合

  • 音楽スタジオ
  • カラオケ
  • 公共のレンタルスペース




hazeran

これから音楽のオンラインレッスンを
始める人の役に立てたら嬉しいわ




音楽のオンラインレッスンの形態も
ソフトウエアの進歩と共に
どんどん進化します。



これからは
ポストコロナのオンラインレッスンに
大注目ですね。


hazeran

以上、はぜらんでした
ここまで読んでくれてありがとう





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