プラスチックゴミ問題について、
何かできることがないか日々模索中のはぜらんです。
家庭から出る使い捨てプラスチックの削減や
ゴミ拾いの活動を今まで個人でやってきましたが、
やっぱり、一緒にやってくれる人が欲しい!
なので、まず人に説明できるようになろう!と思いたち、
海のプラスチックゴミ問題について勉強すべく
図書館の児童書コーナーに突撃してきました。
児童書コーナーにある本が好きなのよね。
なぜ児童書コーナーの本を選ぶかというと、
1. わかりやすい
2. 子どもでもわかる書き方をしている
3.出典がはっきりしている
からです。
今回選んだ本はこちら
これ一冊で、
・海洋プラスチックって何が問題なの?
・プラスチックってどんなもの?
・わたしたちにできることはなんだろう?
・海洋プラスチック問題に取り組んでいる団体や自治体ってどんなところ?
これらの事柄がとてもわかりやすく簡潔にまとまっています。
これだけ読めば、
海洋プラスチック問題の概要はばっちりね。
今回はそんな「海のプラスチックゴミ調べ大事典」について
学んだことや感想をまとめてみました。
海洋プラスチック問題って話には聞くけど、
何が問題なのかよくわからない。
子どもにも教えてあげたいけどうまく説明できない。
という方はぜひお手に取って読んでみてください。
そして、ぜひ私と一緒にゴミ拾いをしたり、
楽しく使い捨てプラスチックを減らす暮らしを
目指しましょう♪
それではいってみよう
結局のところプラスチックって何が問題なの?
プラスチックは耐久性が強く丈夫で長持ち、
さらに、加工しやすく軽いためとても便利な素材です。
しかし、この性質であるがゆえに
一度海に流れ出てしまうと
生物に分解されずにずっと海を漂い続けてしまうのです。
プラスチックの一番の問題は、
海中の生物によって分解されずに
海に蓄積され続けることです。
すでに多くのプラスチックが海に流出していて、
全てのプラスチックを回収することは不可能。
なので、海洋プラスチック問題を「解決」することは難しく、
これ以上プラスチックを「海に流出させない」ことが
プラごみ問題の最重要課題になっています。
海洋プラスチック問題の具体例
海洋プラスチックによって引き起こされる問題には
こんなことが挙げられます。
・海に暮らす生き物を捕縛、誤飲により死に追いやる
・外来種の乗り物になってしまう
・マイクロプラスチックは一度海に出てしまうと回収が難しい
・海の食物連鎖を通じて人も魚も動物もマイクロプラスチックを摂取している
・プラスチックが海水中の有害物質を吸着していて、それを摂取してしまう危険性がある(まだ詳しくはわかってない)
海の生き物への影響
魚や海鳥、ウミガメ、アシカ、イルカ、クジラなど
プラスチックの誤飲や捕縛によって死に至る例が
たくさん報告されています。
また、
プラスチックに付着した生物が海を渡っていくことで
漂着した場所の生物に悪影響を及ぼす可能性もあります。
食物連鎖によって、
直接プラスチックを食べていない生物でも、
小さな魚やプランクトンを経由して
マイクロプラスチックを摂取してしまうことも。
これは人も例外ではなく、
人が排出したプラスチックごみが巡り巡って
魚や貝から人の体に戻ってくるのです。
マイクロプラスチックの問題
マイクロプラスチックとは
5mm以下のプラスチックのこと。
マイクロプラスチックが発生する原因の一つは、
陸のプラスチックゴミが日光(紫外線)や波よって脆くなり、
小さくくだけて海に流出することです。
一度マイクロプラスチックが海に出てしまえば、
回収は困難。
だからこそ、
脆く小さくなってしまう前に
回収することが重要なんですね。
私たちにできることはなんだろう
まずは、私たちが普段の生活で
プラスチックゴミを出さないようにすることが大切。
特に「使い捨て」になってしまうものは
初めから買わない、という選択ができると
ゴミになるプラスチックを減らせます。
まずは身近なもので3つのRを意識
3つのRとは
Reduce(容器の包装やレジ袋、ペットボトルなどを減らしていく)
Reuse(一度使ったプラスチック製品を繰り返し使う)
Recycle(プラスチック製品を資源にする)
です。
()の中に書いたのが具体的な行動の例です。
「あ、今繰り返し使ってるな」
「今余計な使い捨てプラスチックを減らせてるな」
と意識しながら日常生活を送ると、
すでに自分が持っているものを大切にできたり、
余計なものを買わなくなっていきますよ^^。
ゴミ拾いをしよう!
私たちにできることで
直接的に海ゴミの流出量を減らせる方法が
ゴミ拾いです。
プラスチックゴミは定期的に流れてくるし、
何回拾っても落ちてるし、
意味があるの?
と思う方もいるかもしれません。
先ほどもお話ししたように、
河川敷や浜にあるプラスチックのゴミは放っておくと
紫外線や波によって脆く小さくなり、
海に流れ出ていきます。
そうしたら、
もう、本当に私たちにはどうしようもありません。
でも、今目の前にあるゴミは拾ってきちんと処分すれば
まだ間に合うんです。
ゴミを拾う人が増えれば増えるほど、
海に流出するゴミは抑えられるんです。
ぜひ、その一歩を一緒に踏み出しましょう!
ゴミはどうやって拾えばいいの?
拾った後の処分はどうすればいいの?
といったお悩みに対してはこちらの記事にまとめているので
ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
普段は音楽に関する投稿をしているのですが、音楽と同じくらい、「環境問題」にも関心があります。最近日本でもSDGsという言葉が注目され始めプラスチックゴミが海洋生物に与える影響が問題視されるようになっていきました。多くの企 …
まとめ
ここまで「これを読めば0から学べる「海のプラスチックごみ調べ大事典」」
というテーマでお話ししてきました。
この本を読めば、
・海洋プラスチックってそもそも何が問題なの?
・そもそもプラスチックってどんなもの?
・わたしたちにできることはなんだろう?
・海洋プラスチック問題に取り組んでいる団体や自治体ってどんなところ?
といった疑問がすっきりと解決します。
この記事をきっかけに
プラスチックゴミ問題に興味を持っていただけたら、
そして プラスチックゴミを減らす一歩として
ゴミ拾いにチャレンジしていただけたら嬉しいです^^。
ここまで読んでくれてどうもありがとう。
お子さんと一緒にプラスチック問題を学びながら
楽しくゴミ拾いをする生活は
サステナブルな暮らし方を実現できる一つの手段です。
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