

0歳2ヶ月の双子と2歳の3姉妹を育児中のはぜらんです。
私が双子を妊娠したとき、妊娠32週から帝王切開予定日までの約1ヶ月間、管理入院をしました。
当時は、上の子と離れる不安や、入院中の過ごし方がわからず不安でいっぱい。
この記事では、そんな私が経験した管理入院中の暮らしと暇つぶしの工夫、そして上の子との関わり方をくわしくご紹介します。
これから管理入院を控えている方、入院中で暇すぎるという方の参考になればうれしいです。
管理入院って、どんな生活?
双子妊娠では、28〜34週ごろに管理入院となるケースが多いとされています。
私の場合も、妊娠32週のタイミングで入院することになりました。
「入院」と聞くと、ひたすらベッドで安静…というイメージがあるかもしれませんが、
実際には1日を通して細かく予定が入っていることも多く、完全に暇というわけではありません。
私の1日のスケジュールはこんな感じでした。
管理入院1日のスケジュール例
時間帯 | 内容 |
---|---|
7:30 | 朝食 |
8:30 | 医師の回診・問診 |
9:30 | モニター(NST)で胎児チェック(約1-1.5時間) |
11:00 | 診察 |
12:00 | 昼食 |
14:00 | モニター2回目 |
15:00 | 面会など |
16:30 | シャワー |
17:00 | 医師の回診・問診 |
18:00 | 夕食 |
19:00以降 | 娘とテレビ電話 |
22:00 | 消灯 |
入院生活、思ったより“隙間時間”が多い
こうして見るとそれなりに予定が入っているように見えますが、
実際は「1時間に1回なにかある」くらいで、逆に言えばその合間は手持ち無沙汰になる時間が多いということ。
特に私はお腹が大きく、同じ体勢でいると腰が痛くなったり、寝続けるのもしんどかったので、工夫して過ごすようにしていました。
管理入院中の暇つぶし、私が実際にやっていたこと
ドラマや映画をひたすら観る
入院中に一番活躍したのはスマホ。
Amazon PrimeやNetflixで、前から気になっていたドラマや映画を一気見しました。
これが意外とリフレッシュになり、心のゆとりにもつながりました。
産後はなかなか連続でドラマを見る時間が取れないので、「今しかできない」と思って楽しんでいました。
読書がとにかく捗る
驚いたのが、読書の集中力。
周りに誰もいない、誰にも話しかけられない環境って、読書に最適なんですよね。
小説、育児本、エッセイ、デザインの専門書まで、普段後回しにしていた本を持ち込んでどんどん読みました。
本はかさばるので、読み終わったものは家族に持って帰ってもらうようにしていました。
電子書籍を使えば、もっとスリムに持ち物をまとめられると思います。
YouTubeで室内散歩&ストレッチ
お腹は大きいけど、『適度に運動しましょう』と言われていました。
病院内を歩き回ることもできたけれど、同じフロアをぐるぐるしていると看護師さんやお医者さん、
他の患者さんの目が気になってしまってそれがプチストレス。
そんなときに役立ったのがYouTubeの「室内ウォーキング動画」でした。
ベッドの横で足踏みをしながら、軽く体を動かすだけでもかなりスッキリ。
カーテンを閉めておけば、周りの目も気にせず快適に運動できました。
体調と相談しながら無理のない範囲で体を動かしていました。
気になる副業やスキルをお試し
私はWebデザインやプログラミングに興味があったので、「Progate」という学習アプリでHTMLやCSSを勉強してみました。
スキマ時間にコツコツ進められて、産後にもつながるスキルが身についたと思います。
資格取得の勉強もおすすめ
保育士や医療事務、FPなど、育児と両立できる資格のテキストを読むのも有意義です。
飽きたら違う作業をすればいいので、一つの暇つぶしに飽きた時のアクセントとして、がっつり勉強系もおすすめ。
隙間時間が長すぎないからこそ、集中できるのです。
上の子が寂しくないように…私がした対応
管理入院で一番つらかったのは、2歳の長女と離れた生活です。
私は実家に里帰りしていたので、長女は実家近くの保育園に一時入園。
事前に、「1ヶ月入院するから、毎日電話するね」とは伝えてあったけれど、離れる日は寂しくて泣きました。
毎晩のテレビ電話でつながる
まだ、面会時間に規制があった時期だったので、平日に会いにくる人も少なく、娘は年齢制限がありお見舞いには来れませんでした。
そこで、私は毎晩19:00ごろに娘にテレビ電話をしていました。
最初は大喜びで話してくれていた長女も、3日目には私の顔を見てすぐにおもちゃ遊びに戻るように…笑
「もしかして、寂しいのは私だけなんじゃ…」と思いました笑
でも、子どもが元気に過ごせているのは何より。
母も私の心配をしてくれていたので、毎日電話できるのは安心でした。
実家のサポートに感謝
母と妹がしっかりサポートしてくれたおかげで、
保育園への送迎やお迎え、生活全体がスムーズに回っていました。
LINEで娘の写真や動画を送ってくれたり、私の不安を受け止めてくれたり…。
管理入院中は、子どもだけでなく、ママ自身の心のケアも大切なんだと実感しました。
Q&A
Q. 管理入院って絶対に必要?
双子妊娠の場合、早産のリスクが高いため、医師の判断で入院を勧められることが多いです。
子宮頸管の長さや切迫早産の傾向などを見ながら決まります。
Q. 上の子はどうするべき?
保育園への一時入園、実家の協力、ファミサポの活用など、早めの準備が安心です。
我が家では、「突然お母さんがいなくなった」とならないよう、事前に何度も説明していました。
Q. 暇つぶしグッズは何を持っていけばいい?
スマホ、タブレット、イヤホン、本(できれば電子書籍)、ノート、筆記用具、日記帳など。
体調や気分に合わせて自由に選べるよう、いくつか選択肢を持っておくのがポイントです。
まとめ|管理入院は、子どもが生まれる前の貴重な“自分時間”
双子妊娠での管理入院は、決して楽ではありません。
上の子と離れて過ごす不安、慣れない病院生活、出産への緊張感…。
でも、だからこそ、この時間は「貴重なひとりの時間」と思えることが、心の余裕につながると感じました。
家に帰って、上の子とハグしたときの感動は、今も忘れられません。

管理入院、寂しさもあったけど…今となってはいい思い出です。
これから管理入院を控えている方も、今まさに入院中の方も、
少しでも心が軽くなるようなヒントが届いていたらうれしいです。

ここまで読んでくれて、どうもありがとう。
双子を妊娠して、管理入院を経験して、
そしていま、双子+年子の育児に向き合う中で感じたのは——
「がんばりすぎないこと」も、子どもにとって大切な環境になるということ。
完璧を目指さなくてもいい。
身の回りにあるものを大切にしたり、できることから暮らしを整えていくことで、
それがいつしか、子どもにとっての安心や、地球にもやさしい選択につながっていく。
そんな「サステナブルな育児」を、私なりに発信しています。
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