夫の育児への非協力的な態度にイライラ。
でも、感情をぶつけても言い合いになるだけ。
そうやって言葉を飲み込んだこと、ありませんか。
私は、何度もありました。
夫に対して、本当は伝えたいことがあるのに、
どう言えばいいかわからなくて、結局言えないまま終わる。
あるいは、言ってはみたものの、結局一番わかって欲しい本音の部分が上手く伝わらないでモヤモヤして終わる。
そのたびに、少しずつ自分の中にストレスが溜まっていく感覚がありました。
今日はそんな「本音を言えない」について、
私自身の体験をもとに、少し整理してみようと思います。
本音を言えないのは、弱いからじゃない
最初に伝えたいのはこれです。
本音を言えないのは、
決して「弱いから」ではないと思っています。
むしろ逆で、
・相手のことを考えている
・関係を壊したくないと思っている
・ちゃんとやっていきたいと思っている
そういう気持ちがある人ほど、言えなくなるのだと思います。
言えない理由は、だいたい「その後がしんどいから」
私の場合、本音を言えない理由はすごくシンプルでした。
「言った後の夫が面倒」
これに尽きます。
本音を伝える
↓
相手が責められたと感じる
↓
逆ギレ
↓
険悪な空気になる
この流れを何度か経験すると、もう予測できるんですよね。
「あ、これ言ったらまたあの感じになるな」って。
そうすると自然と、
・むかつくけど、逆ギレされるのはダルすぎ
・自分でやった方が楽
と、自分の中で処理するようになる。
そうやって、ストレスを溜め続けながら、本音を言うのが「後回し」になっていきました。
優しさが、自分を苦しめることもある
私はわりと、「相手の立場を考える」タイプです。
・仕事で疲れてるよな
・今言ったら嫌な気持ちになるかな
・やる気なくしちゃうかも
・楽しい気分でいて欲しいな
そうやって考えているうちに、
だんだん言葉が遠慮がちになっていきます。
気づいたら、
・遠回しな言い方
・ちょっと皮肉っぽい言い方
・伝わらない言い方
になっていることもありました。
本当はちゃんと伝えたいのに、
結果的に一番伝わらない形になってしまう。
これが、悩みでした。
そもそも「本音」がわからないこともある
もうひとつ大きいのがこれでした。
「自分の本音が、すぐにわからない」
イライラしているのはわかる。
でも、何にイライラしているのかが曖昧。
そこから、
・原因を考える
・言葉にする
・伝え方を考える
ここまで全部やるの、正直しんどいんですよね。
例えば私の場合、
「なんか疲れてる」から始まって、
「育児と仕事のバランスが偏ってる気がする」
「私は生活リズムを崩して対応してる」
「でもそれに対する感謝がないと感じてる」
ここまでたどり着くのにも、結構時間がかかりました。
体験談:限界まで我慢したときの話
双子が生まれたばかりの頃、
私はほぼワンオペ状態でした。
夫は単身赴任で、週に一度帰れるかどうか。
昼も夜も関係なく育児が続く中で、
「これ、普通じゃないよな」と思いながらも、
なんとか回していました。
でも、あるとき限界が来ました。
思い切って大変さを伝えたときに返ってきたのが、
「俺の方が仕事大変だから」
という言葉。
私は夫と自分を比べるような言葉はあえて使いませんでした。
にもかかわらず、夫は自分が経験したこともない双子育児と、自分の状況を比べるような発言をしたのです。
その瞬間、頭の中で「離婚」がよぎりました。
ああ、この人には伝わらないのかもしれないって。
気づいたこと:体験しないとわからないことがある
そのときに思ったんです。
「これは言葉だけじゃ無理だな」と。
どれだけ説明しても、
実際にやってみないとわからないことってある。
だから私は、やり方を変えました。
・夜の育児を任せる
・完全に1人で1日過ごしてもらう
・自分はゆっくり休む
最初は不安でした。
でも、任せないと何も変わらない。
結果として、少しずつ夫は育児ができるようになってきました。
本音を言いやすくするために必要だったこと
いろいろ試してみて思うのは、
「特別な伝え方」よりも、
「日常の関係性」の方が大事だということです。
特に大きかったのが、
「ありがとう」と「ごめん」
この2つ。
これが大事な場面でちゃんと言えるだけで、
・ちゃんと見てもらえている
・無視されていない
・対等でいられる
そんな感覚が生まれます。
「できる」と「続けられる」は違う
もうひとつ、大きな気づきがありました。
私は、やろうと思えばある程度できてしまうタイプです。
でも、3人の子どもをワンオペしている時に思いました。
「これ、ずっと続けられるのか?」って。
育児は、今日明日の話じゃない。
子どもがある程度自分でできるようになるまでには最低でも5年かかるとして、
それをずっと1人で、元気にやっていけるのか。
答えは、無理でした。
このままいったら、冗談じゃなくどこかで倒れるなと思いました。
だからたとえ自分でできるとしても、あえて
・人に頼る
・全部任せる
・自分の時間を確保する
これを少しずつやるようになりました。
本音を言えるかどうかより大事なこと
いろいろ考えて、今思うのはこれです。
「本音を言えるかどうか」よりも、
安心して話せる空気があるかどうか。
・すぐ否定されない
・最後まで聞いてもらえる
・感情的に返されない
こういう土台があると、本音は自然と出てきます。
逆にこれがないと、どちらか、あるいはどちらもがストレスを抱え続ける関係になってしまいます。
最後に:もっと自分を優先していい
ここまで読んでくれたあなたは、
きっともう十分頑張っている人だと思います。
だからこそ、伝えたいです。
一日、完全に育児から離れる日を作ってみてください。
そのために、
・誰に頼るか
・どう任せるか
を考えるだけでもいいです。
自分に余裕がないと、それがそのまま周りに出てしまうんですよね。
私もたくさん失敗してきました。
だから今は、少しずつでも
「心の余裕」を作ることを大事にしています。
まだ100%自分を愛でることはできてないけど、
前よりは確実に変わりました。
あなたも、全部を一人で背負わなくていい。
少しずつ手放してみませんか。









