双子の出産準備をしていると、「何でも2個ずつ必要なのかな」と迷うこと、ありませんか?
わが家も、哺乳瓶や寝具などは2人分そろえました。一方で、ベビーバスは1個で十分。ベビーベッドも2台購入せず、双子用をレンタルしました。双子用抱っこ紐のように、買ったもののほとんど使わなかった物もあります。
2歳双子と4歳の3姉妹を育てている今、振り返って感じるのは、「同じ商品を2個買うか」より、「同時に必要になる役割が2人分あるか」で考えると選びやすいということです。
この記事では、わが家で2個・人数分あってよかった物、1個で足りた物、家にある物で代用できた物をまとめます。
結論:双子だから何でも2個必要というわけではない
わが家では、次の基準で考えて買いすぎを抑えられました。
- 2人が同時に使う物は、基本的に2人分
- 一人に一つないと安全や生活に支障が出る物は、人数分
- 順番に使える物は、まず1個
- 使用期間が短い大型用品は、レンタルも検討
- 家にある物で役割を代用できるなら、すぐに買わない
- 迷う物は、一度1個で試して必要になってから買い足す
双子だから同じ商品を二つ並べる、というより、二人が過ごせる場所や使える道具がそれぞれ確保できれば、別の商品や家にある物でもよいという感覚でした。
2個必要だった物・1個で足りた物の一覧
| 分類 | わが家で使った物 | 振り返って思うこと |
|---|---|---|
| 2人分あってよかった | チャイルドシート | 車に2人を同時に乗せるため、それぞれ必要でした |
| 2人分あってよかった | 一人用抱っこ紐 | 大人が2人いるとき、一人ずつ抱っこできました |
| 2人分あってよかった | ベビー用寝具 | それぞれの寝る場所を用意しました |
| 複数あってよかった | 哺乳瓶・おしゃぶり | 2人同時の授乳と洗い替えに必要でした |
| 2人分以上あってよかった | 食器・カトラリー・食事用スタイ | 同時に食べ、洗い替えも必要でした |
| 2個あってよかった | 食事用椅子 | 2人が同時に座るために使いました |
| 2個あってよかった | お風呂の待機用椅子 | 一人で3人をお風呂に入れるときに役立ちました |
| 1個で足りた | ベビーバス | 一人ずつ順番に入れました |
| 1台で足りた | 双子用ベビーベッド | 短期間だったためレンタルしました |
| 1台+代用品で足りた | バウンサー | もう一人は別のクッション等を使いました |
| 専用品でなくてもよかった | 一般的な授乳クッション | 枕やタオルで高さを調整できました |
| 2個買っても解決しなかった | 同じおもちゃ | 相手が持っている方を欲しがりました |
| ほぼ使わなかった | 双子用抱っこ紐 | 重さと装着の難しさが、わが家には合いませんでした |
必要な数は、家の広さ、移動手段、大人の人数、ワンオペの頻度、上の子がいるかによって変わります。ここからは、わが家の使い方をもう少し詳しく紹介します。
双子育児で2個・人数分あってよかった物
チャイルドシートは2台必要だった
わが家では、双子を車に同時に乗せるため、チャイルドシートを2台用意しました。
チャイルドシートは、同じ時間にそれぞれが使う物です。双子だからというより、車に乗る子ども一人ひとりに必要な物なので、共有はできませんでした。
購入時は、子どもの年齢や体格に合うか、車へ適合するかをメーカーの説明で確認する必要があります。中古品を検討する場合も、使用歴や事故歴、部品の欠品、現在の安全基準を確認できない物は避けた方が安心です。
一人用抱っこ紐は2本あると、大人2人で動きやすかった
一人用の抱っこ紐は2本ありました。
大人が2人いるとき、それぞれが一人ずつ抱っこできます。二人乗りベビーカーを出すほどではない移動や、階段などベビーカーを使いにくい場面でも助かりました。
まったく同じ抱っこ紐である必要はありません。使う大人の体格や、赤ちゃんの月齢に合う物がそれぞれあれば十分でした。
哺乳瓶は偶数本を基本に、洗い替えも用意した
哺乳瓶は2本だけではなく、偶数本を基本に複数そろえました。
双子が同時に飲むと一度に2本使います。夜間や忙しい時間帯に、毎回すぐ洗浄するのは大変なので、次の授乳に使える分もあると気持ちに余裕ができました。
ただし、たくさん買う前に、赤ちゃんがその乳首や哺乳瓶を嫌がらないか、少ない本数で試す方法もあります。わが家では本数が必要でしたが、最初から同じ種類を大量に買わなくてもよいと思います。
ちなみに、我が家のおすすめの哺乳瓶は母乳実感です。

おしゃぶりは人数分あった
おしゃぶりも一人ずつ用意していました。
同時泣きすることがあったので、おしゃぶりは2個以上が必須でした。我が家では超おすすめのおしゃぶりがあって、それを4つ買って洗い替えにしてました。

寝る場所と寝具は、それぞれに必要だった
わが家では、ベビー用の敷き寝具やシーツなどを2人分用意しました。生まれてすぐの時期には、レンタルした双子用ベビーベッドの中に、それぞれの寝る場所を作っていました。
ただし、乳児の睡眠環境については、当時のわが家の使い方をそのままおすすめするものではありません。消費者庁は、できるだけベビーベッドを利用し、硬めの敷布団・マットレスにあお向けで寝かせ、顔の近くに口や鼻を覆う物を置かないよう案内しています。製品の説明書と現在の公的情報を確認し、それぞれに安全な睡眠スペースを整えてください。
食器・カトラリー・食事用スタイは人数分より少し多め
離乳食が始まると、食器、スプーン、フォークなどは二人が同時に使います。洗い替えを考えると、人数ぴったりより少し多めにある方が楽でした。
食事用スタイは、食べこぼしを受け止めるポケット付きのシリコン製をいただき、その後、双子用に買い足しました。自宅で何度も使って洗えるため、複数枚あると回しやすかったです。
食事用の椅子は3COINSで2脚購入
食事をするときの小さな椅子は2脚使いました。
3COINSで、よく見かける音の鳴る豆椅子に似た形のベビー用椅子を見つけて、二人分購入。双子が同時に食べるので、椅子も二つ必要でした。
椅子は必ずしも同じ商品でなくてよいと思いますが、食卓との高さや子どもの発達段階に合い、安定して座れることを優先したいところです。
お風呂で待つための空気式椅子は2個役立った
わが家では、ベビーバスは1個でしたが、お風呂で待機してもらう空気式の椅子は2個買いました。
一人で3人をお風呂に入れるとき、まだ双子の腰が十分に安定していない時期は、二人をそれぞれ待機させ、先に上の子を洗い、その後に双子を一人ずつ入れていました。
これは「双子+上の子を一人で入浴させる」という、わが家の条件で役立った物です。浴室では少量の水でも事故につながるため、椅子を使っていても子どもから目を離さず、製品の対象月齢・使用方法を守ることが前提です。
双子でも1個で足りた物・代用できた物
ベビーバスは1個を順番に共有
ベビーバスは一人ずつ順番に使ったため、1個で足りました。
同時に二人を洗う物ではなく、使う時間をずらせたからです。置き場所も取るので、2個買わなくてよかったと感じます。
ベビーベッド本体は2台買わず、双子用をレンタル
寝る場所は二人分必要でしたが、ベビーベッド本体を2台購入したわけではありません。わが家は双子用ベビーベッドを1台レンタルしました。
ベビーベッドを使う期間は、わが家では本当に短期間でした。大型で、使わなくなった後の保管や処分も必要です。そのため、使用期間が限られる大型用品は、購入前にレンタル料金と比べてみるのがおすすめです。
わが家がレンタルや中古を使ってベビー用品をそろえた方法は、ベビー用品をレンタルするならコレ!0歳双子を育児中の我が家のおすすめでも紹介しています。
バウンサーは1台+別の居場所で足りた
バウンサーは、長女のときに譲ってもらった物が1台ありました。双子のもう一人には「おやすみたまご」など別のクッションを使い、同じバウンサーを2台はそろえませんでした。
当時、実家には家族の出入りが多く、床にいる赤ちゃんにつまずいたり、誤って踏んだりしないか心配でした。なので、バウンサーやクッションは、赤ちゃんの居場所を見つけやすくする目的で、一時的な場所として使っていました。
一般的な授乳クッションは、枕やタオルでも代用できた
一般的な授乳クッションは買ったのですが、2個どころか、わが家では専用品でなくてもよかったと感じています。
家にあった高さのあるクッション、枕、折りたたんだバスタオルなどで、自分の姿勢に合う高さを調整できました。
もちろん、体格や授乳方法によって専用クッションが合う人もいます。出産前に二つ購入するより、実際の授乳姿勢を試してから必要なら買い足す選択肢もあります。
当時2個使った「ママ代行ミルク屋さん」は、現在の安全情報も確認を
わが家では「ママ代行ミルク屋さん」を2個使い、同時授乳の負担を減らしていました。「おやすみたまご」とともに、兵庫県小野市へのふるさと納税返礼品として受け取った物です。
当時の使い方や感想は、双子育児の授乳が劇的ラクに!ママ代行ミルク屋さんを生後1ヶ月で使ってみた感想に書いています。

個人的には、とても便利で、二人同時にミルクをあげられて両手が空くので、ずっと抱っこをする負担が軽減されました。
ただし、与えている状態で目を離したりすると窒息などの危険があるかもしれないので、自動で授乳ができるとはいえ注意は必要です。
買ったけれど、ほぼ使わなかった双子用抱っこ紐
わが家では「napnap ふたご抱っこひも」をメルカリで購入しました。
購入直後は二人を前抱っこする練習もしましたが、実際に使ったのは2回ほどだったと思います。
二人分の重さが大きかった
一番に感じたのは、単純に重いことでした。
赤ちゃん一人なら抱っこできても、二人分になると身体への負担が大きくなります。月齢が進んで体重が増えると、さらに使うハードルが上がりました。
一人で二人をセットするのが難しかった
首がすわったばかりの赤ちゃん二人を、一人で安定させながら装着するのは怖さがありました。
誰かが赤ちゃんを支え、ベルトや姿勢を確認してくれる状況なら使いやすさは変わるかもしれません。ただ、ワンオペで素早く使いたかったわが家には合いませんでした。
二人同時に泣いても、別の対応ができた
「二人が同時に泣いたとき、二人とも抱っこできる」という口コミも見ました。
でも、わが家では一人を抱っこしながらもう一人をトントンしたり、一人のバウンサーを揺らしながらもう一人を抱っこしたりしていました。二人を腕で抱えることもありました。
装着の手間まで考えると、双子用抱っこ紐を出すことはあまりありませんでした。
購入時に二人を前抱っこした様子は、napnapの双子用抱っこ紐ベビーキャリーで2人を前抱っこ練習に写真付きで残しています。
同じおもちゃを2個買っても、取り合いは終わらなかった
双子のおもちゃの取り合いは、本当に壮絶です笑
どちらかが泣いたり、引っ張り合い、叩き合いになることも珍しくありません。
「まったく同じおもちゃを一つずつ渡せば、平和になるのでは」と考え、同じ物を二つ用意したことがあります。
ところが、欲しいのは同じ種類のおもちゃではありませんでした。
相手が今持っている、そのおもちゃが欲しい。
同じ物が手元にあっても、「それではなく、そっちがいい」という反応をするんですよね。そこで初めて、おもちゃは何でも2個用意すれば解決するわけではないと気づきました。
もちろん、二つあることで遊びやすい物もあります。でも、「けんかを防ぐため」という理由だけで、すべて二つ買う必要はなさそうです。
双子用品を2個買うか迷ったときの5つの判断基準
1. 二人が同時に使うか
チャイルドシート、食事用椅子、食器のように、同じ時間に二人が使う物は人数分必要になりやすいです。
2. 順番に使えるか
ベビーバスのように、一人ずつ使える物は、まず1個で試せます。
3. 同じ商品でなければいけないか
バウンサーが1台しかなくても、もう一人に安全な居場所を用意できれば、同じバウンサーを買い足す必要はありませんでした。必要なのは商品名ではなく、役割です。
4. 家にある物で代用できるか
授乳時の高さ調整には、枕やタオルが使えました。専用品を買う前に、すでに家にある物で安全に代用できないかを考えると、物を増やしすぎずに済みます。
5. 使用期間と、使わなくなった後を想像できるか
ベビーベッドのような大型用品は、使う期間だけでなく、保管場所や手放し方も考える必要があります。レンタル、中古、お下がりを組み合わせると、出費と物の量を抑えられることがあります。
今なら「まず1個、必要になったら買い足す」をもっと意識する
双子を妊娠していると、産後に買い物へ行けないかもしれない不安もあり、先に全部そろえたくなります。
でも、赤ちゃんにも一人ずつ好みがあり、家庭によって生活動線も違います。口コミで「双子には必須」と書かれていても、わが家では双子用抱っこ紐をほとんど使いませんでした。
今から準備するなら、安全に直結する物と明らかに同時使用する物は人数分そろえ、それ以外は、まず一つで試すと思います。通販、レンタル、中古品など、産後に買い足す方法も先に調べておけば安心です。
まとめ:同じ物を2個ではなく、役割を2人分用意する
双子育児で本当に2個必要だったのは、二人が同時に使う物や、一人に一つ必要な物でした。
一方、順番に使えるベビーバス、短期間だけ使うベビーベッド、家にある物で代用できる授乳クッションなどは、同じ物を二つ買わなくても何とかなりました。
わが家の結論は、「双子だから同じ物を2個」ではなく、「その役割が二人分必要か」を考えることです。
最初から完璧にそろえなくても大丈夫。本当に必要になったときに買い足す方法もあります。家の広さや手伝ってくれる大人の人数も含めて、ご家庭に合う数を選ぶ参考になればうれしいです。




