双子用ベビーカーを、スーパーに置いたまま帰ってしまったことがあります。
気づいたのは、その日の夕方、双子を保育園へ迎えに行ったときでした。
いつものようにベビーカーで帰ろうとして、「あ、ない!」と初めて気づいたのです。
最初は実家に置いたのだと思いましたが、確認しても見つかりません。そこで慌ててスーパーへ戻ったものの、置いたはずの場所にベビーカーはありませんでした。
「もしかして、誰かに持っていかれた?」
一瞬、そんな不安が頭をよぎりました。けれど、店員さんに確認すると、ベビーカーはすでに警察署へ届けられていたのです。
この記事では、双子用ベビーカーを置き忘れた経緯から、警察署で受け取るまでの流れ、必要だったものや手続きにかかった時間まで、実際の体験をまとめます。
なぜベビーカーをスーパーに忘れたのか
わが家では、双子の保育園への送迎にベビーカーを使っていました。
保育園にはベビーカーを置いたままにできず、毎日持ち帰るルールです。ただ、普段は保育園のあとに実家へ寄り、ベビーカーを実家に置いていくこともありました。
その日も保育園へ送ったあとの帰りにスーパーへ立ち寄り、買い物をしました。
買い物が終わると、荷物や子どもたちのことで頭がいっぱい。そのまま歩いて帰宅してしまいました。
そのままベビーカーのことを思い出さないまま過ごし、夕方になって双子を保育園へ迎えに行きました。
そして、子どもたちを乗せて帰ろうとしたところで、「あ、ベビーカーがない!」と初めて気づきました。
ただ、その時点では「きっと実家に置いてきたんだ」と思っていました。普段から実家へ置いていくことがあったため、いつもの行動パターンとその日の記憶が混ざってしまったのだと思います。
ところが、実家に確認するとベビーカーはありません。
そこでようやく、スーパーに置いたまま帰ってきたことに気づきました。
スーパーに戻ったら、ベビーカーがない
急いでスーパーへ戻りましたが、ベビーカーを置いた場所には何もありませんでした。
双子用ベビーカーは大きく、目立つものです。それが跡形もなくなくなっているのを見て、「誰かに取られたのかな」と驚きました。
まずは店員さんに事情を話して確認してもらうことに。
すると、レジの方にきちんと伝達事項が共有されていて、ベビーカーは警察署へ届けられたと教えてもらえました。
ずっと店頭に置いておけないような大きな忘れ物は、警察へ届けられることがあるようです。
ベビーカーが見つかった安心と同時に、すぐには受け取れないことも分かりました。その警察署の落とし物窓口は、すでに受付時間を過ぎていたからです。
その日はベビーカーなしで帰り、翌朝あらためて警察署へ行くことになりました。
警察署の受付時間は8時30分から16時30分だった
私が案内された窓口の受付時間は、平日の午前8時30分から午後4時30分まででした。
そこで翌朝、双子を保育園へ送ったあと、すぐに警察署へ向かいました。
受付時間は警察署や地域、受け取り場所によって異なる可能性があります。落とし物が見つかったときは、保管されている警察署と窓口の受付時間を事前に確認しておくと安心です。
警察署でベビーカーを受け取るときに必要だったもの
「本人確認が必要かもしれない」と思い、身分証明書を持っていきました。
実際、受け取りには身分証明書が必要でした。
警視庁の案内でも、落とし物を受け取る際に必要なものとして、受け取りに行く人の身分証明書が挙げられています。郵送で通知を受け取っている場合などは、ほかにも必要な書類があるため、事前に確認してください。
私の場合は、窓口で用紙に次のような内容を記入しました。
- 住所や氏名
- なくした日時
- なくしたと思われる時間帯
- 具体的になくした場所
- ベビーカーのメーカー
- 色や付属品などの特徴
当時は書類の正式名称を覚えていませんでしたが、警視庁の案内では、落とした物の特徴などを記入する書類は「遺失届出書」とされています。
すでに落とし物が特定されているか、事前に遺失届を出しているかなどによって手続きは変わる可能性があります。この記事の内容は、私が受け取ったときの一例として参考にしてください。
カラビナと犬用リードが本人確認の目印に
書類を書いたあと、警察署の方から「具体的にどの場所でなくしましたか」「メーカーは分かりますか」といった確認が少しありました。
わが家のベビーカーには、黒いカラビナや犬用リードを付けていました。
犬用リードは、子どもと手をつないで歩くときの補助として使っていたものです。こうした付属品が、わが家のベビーカーだと確認する目印になりました。
名前を書きにくい物でも、自分だけが分かる目印や特徴があると、受け取り時の確認に役立つのだと実感しました。
特徴を伝えると、警察署の方は「該当するものがありそうなので、取ってきます」と保管場所へ向かいました。
しばらく待つと、無事にいつものベビーカーが戻ってきました。
受け取り手続きにかかった時間は10〜15分ほど
警察署に着いてからベビーカーを受け取るまでにかかった時間は、全部で10〜15分ほどだったと思います。
用紙への記入や、メーカー・紛失場所・特徴についての確認、保管場所からベビーカーを持ってきてもらう待ち時間を含めた時間です。
混雑状況や落とし物の種類によって所要時間は変わると思いますが、私の場合は想像していたよりもスムーズでした。
ベビーカーが見当たらないときにしたいこと
今回の経験から、ベビーカーなどの大きな物を置き忘れたときは、次の順番で確認するとよいと感じました。
- まず、なくしたと思われる場所をもう一度確認する
- お店や施設のスタッフに忘れ物が届いていないか聞く
- 警察へ届けたという案内があれば、保管先と受付時間を確認する
- 受け取りに必要な身分証明書や通知書を用意する
- メーカー、色、付属品など、自分の物だと分かる特徴を整理しておく
店頭に見当たらないからといって、盗まれたとは限りません。保管の都合で、すでに警察へ届けられていることもあります。
まずは焦らず、置き忘れた場所のスタッフに聞いてみることが大切です。
忘れ物は誰にでもある。まずはその場所に確認を
忘れ物をしないに越したことはありません。
けれど、子どもとの移動中は、荷物を持ち、子どもの安全を見ながら、次にすることまで考えています。特に双子育児では、ほんの少し気を抜いたつもりがなくても、何かが記憶から抜けてしまうことがあります。
私も、まさか双子用ベビーカーほど大きな物を忘れるとは思っていませんでした。
スーパーに戻っても見つからなかったときは焦りましたが、店員さんがきちんと情報を共有してくださっていたおかげで、警察署へ取りに行くことができました。
ベビーカーを届けてくださった方、対応してくださったスーパーと警察署の方には、本当に感謝しています。
もし同じようにベビーカーや大きな育児用品を置き忘れてしまったら、まずはなくした場所で話を聞いてみてください。
その場になくても、警察署で大切に保管されているかもしれません。
参考
※必要書類や受付時間、手続き方法は地域や状況によって異なる場合があります。実際に受け取る際は、保管先の警察署などへご確認ください。



