0歳3ヶ月の双子と2歳2ヶ月の3姉妹を育児中。
サステナブルな暮らし研究家のはぜらんです。
近頃都会でもできる自給自足に燃えていて、
「十五夜」というイベントに向けて何か
自給をしたいな…と思い、
お月見団子の作り方を予習していました↓
そんなお団子をのせるのに必要な
器も自給できないかな??と思い、
自宅でも作れる陶芸について調べると
ありました!
その名も「オーブン粘土」!
今回はそんなオーブン粘土を使って
器ができるまでの工程をご紹介していきたいと思います。
季節のイベントにハンドメイド要素を加えてみたい方、
都会でもできる自給にご興味がある方は
ぜひ参考にしてみてください♪
それではいってみよう。
オーブン粘土で自分の好きな形をつくる
オーブン粘土を使って、
好きな形を作っていきます。
使用した粘土はこちらの
オーブン粘土。
160-180度で焼き上がる粘土です。
形づくりで便利だったのが
100均(ダイソー)に売っていた伸ばし棒。
あとは、作業をする時用に
粘土板があると便利です。
粘土を平く伸ばして、
円形にカット。縁を立ち上げていくと
それっぽい形ができてきました。
粘土が満足いく形になったら
3日〜1週間くらいじっくりと乾燥させます。
お皿の縁のケバケバが気になる時は
サンドペーパーで優しくやするか、
オーブン粘土をみずでといたものを筆で塗ると滑らかになります。
写真のもの以外にも
平皿や円形の少し深めのお皿など
いくつか試しに作成しました。
オーブンで焼く。170度で40分。
粘土がしっかりと乾いたら、
オーブンで焼いていきます。
オーブンの温度と焼き時間は
粘土に指定された温度域と時間で
今回は170度で40分。
「余熱あり」で設定して、
オーブンが170度になったらミトンで慎重にお皿を並べて
スタートボタンを押します。
乾燥した粘土はとっても繊細なので
オーブンに入れる時には
そーっとね。
ワクワクドキドキ。
オーブンの中のほんのりオレンジ色に明るい色が
みていて癒されます。
左のチマっとした四角いものは
余った粘土で作った一輪挿しです。
焼き上がったら冷めるまで置いておきます。
冷めると、こんな感じで
少し白とベージュのマーブルのような色合いの
お皿が出来上がりました。
お好みでアクリル絵の具で着色
色をつけたい場合は
焼き上がったあとにアクリル絵の具で着色していきます。
今回使った絵の具は
学生時代に使っていたものを引っ張り出してきました。
絵の具をそのまま塗るよりも、
少し水につけて塗ったほうが
乾いた時のひび割れが防げますよ。
お皿が完成するまでのたくさんの失敗談
お皿一枚が満足いくものになるまでには
数々の失敗がありました!
陶芸って奥が深いなーと
肌で感じることができました。
失敗はたくさんしたけれど
不思議と嫌にはならなかったので、
性に合っているかもしれません。
これから作る方の参考になるかなと思うので
まとめておきます。
満遍なく乾燥させないとそり返る
薄くて平たいお皿を目指して作っていた粘土皿は
こんなふうにそりかえってしました。
原因は乾燥が均一でなく、
外側から早く乾いてしまったためです。
これについては、
形成した粘土を乾きやすい素材の上で乾燥させたり、
ケイ酸カルシウムの板の上で乾燥させると
均一にできるようです。
私はポリ袋の上で作ったものはそり返らなかったけれど
プラの板の上で乾燥させたものはそりかえってしまいました。
着色する時は薄く塗り重ねる
お皿全体を黒で塗りたいな〜
とおもって、最初は古ーいアクリル絵の具を出してきて
そのまま着色してみました。
絵の具を乾燥させるところまでは良かったんですが、
最後のコーティングを塗る時に
まず、絵の具がコーティング剤に溶け出してしましました。
そして、乾燥させると
地割れのように表面が
バッキバキになってしまったんですよ…。
原因は色々考えられるんですが、
一つは、厚塗りし過ぎてしまったことかなと思います。
なので、薄塗りを何回か繰り返して
厚みを出していくか、
厚塗りでもひび割れにくい特性を持った
アクリル絵の具を使用するのがよさそうです。
コート剤の乾燥が甘いと焼いた後に気泡ができる
試しにコート剤を塗ってすぐの状態で
焼いてみたら、気泡がたくさんできました。
それはそれでデザインとして楽しむのもありですが、
平皿の表面に気泡ができてしまうと見栄えが悪い…。
気泡ができないようにするには
しっかりとした乾燥が一番です。
コート剤を塗ってから2日乾燥させておけば
しっかり乾いて焼いた後の気泡の発生も防げます。
まとめ
ここまで
「十五夜のお月見団子をのせる器をオーブン粘土で手作りしてみた」
と言うテーマで書いてきました。
陶芸、
思ったよりずーっと奥が深くて面白いです^^。
結局一番最初に作った器が一番綺麗にできて
ビギナーズラックという感じでしたが、
これからも作ってみたいです。
お子さんと一緒に作っても
楽しめると思うので、
季節のイベントに向けて
一緒に遊びながら作ってみるのも楽しいかもしれませんね。
ここまで読んでくれてどうもありがとう。
なんでも自分で作ってみたい!
そんな好奇心の赴くまま
都会での自給自足生活を謳歌中。
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