我が家のおむつごみは52kg/月!紙おむつごみが環境に与える影響
hazeran

産後1ヶ月の双子と2歳の三姉妹を
育児中のはぜらんです。

 

 

毎日0歳双子の育児をしていると、
大量にでる紙おむつのごみ。

 

 

二人の体重もめきめき大きくなってきて、
一回に出るおしっこやうんちの量も増えてきました。

 

 

実家は燃えるゴミの回収が月曜と木曜で、
その度におむつが入ったおも〜いゴミ袋を
捨てています。

 

 

6月も中旬になろうと言うタイミングで、
ふと、このおむつのごみって
どのくらい重いんだろう…と思い計測。

 

 

すると、4日分で7kgもありました!!

 

 

hazeranbikkuri

重いとは思っていたけど驚いたわ!

 

 

月の前半後半で増減の差があるとは思いますが、
単純に計算したら30日で52kgぐらい。

 

 

大人の女性一人分の体重ぐらいの
ごみを出していることに。

 

 

毎日発生するこのおむつごみ、
我が家だけでもこんなに出ているのだから、
日本国内でみても相当量の紙おむつのゴミが出ていそう。

 

 

水分をたくさん含んでいるけど、
燃えるゴミに出した時に悪影響はないのかしら…。

 

 

おむつの重さを測ったことをきっかけに、
どんどん想像が膨らんでいきました。

 

 

そこで今回は、
重さを測ったことをきっかけに
湧いてきた疑問について、調べたことをご紹介。

 

 

紙おむつのゴミ問題について興味がある方、
自宅から出るおむつごみの量にびっくりされた方は
ぜひ記事を読んで
一緒に紙おむつごみの抱える問題について考えていきましょう。

 

はっちー

それではいってみよう。

 

 

紙おむつごみの排出量はどのくらい?

 

 

ゴミとして出されている紙おむつの割合は
一般廃棄物のうち4.7~5.1%(2015年)。

 

2030年には7.1~7.8%にまで増加すると
推計されています。(1)

 

 

高齢化が進めば、今後紙おむつの消費量が増え、
大人用の紙おむつの排出量もそれに伴って
増えていくことが予想されます。(2)

 

 

hazeran

おむつごみの量が増えることで、
環境にはどんな影響があるのかしら

 

 

水分の多い紙おむつごみを燃やすにはたくさんの燃料が必要

 

 

 

紙おむつに使われている高分子吸水材(SAP)は、
水分を吸収すると4倍にも膨らみ、
外からの圧力が加わっても水分を外に逃しません。

 

 

この機能のおかげで、
おしっこを吸水して漏れを防止してくれるのです。

 

 

しかし、この高い吸水能力が
燃えるゴミとして処分された時にはマイナスに働きます。

 

 

水分量の多いおむつゴミはとても燃えにくく、
きちんと燃やし切るためには
余計に燃料が必要になるんです。

 

 

たくさんの燃料を使えばその分、
二酸化炭素もたくさん排出されてしまいます。

 

 

紙おむつを燃えるゴミとして出してから、
焼却処分されるまでの間に、
それだけ環境負荷が大きくなってしまうんだ、
ということがわかりました。

 

 

育児を楽に続けるために紙おむつを使いたい私、
今できることは「知ること」

 

 

 

子どものおむつごみの重さを測ったことがきっかけで、
紙おむつを取り巻く環境問題について
知ることができました。

 

 

紙おむつが抱える問題は深刻ですが、
日本国内では紙おむつをリサイクルする動きも
出てきています。

 

 

hazeran

紙おむつにも希望が見えてきたわ

 

 

紙おむつがどのように
リサイクルされているのかについては
また別の記事で書きたいと思います。

 

 

双子の育児でできるだけ楽をしたい私は、
まだ手軽に使える紙おむつを使っていたい…。

 

 

環境への影響と、人が楽をすること
これらが共存できる方法を模索していきたい。

 

 

そんな私が今できることは、
とにかく問題から目を逸らさずに「知る」ことだな、
と思いました。

 

 

そして、
今できるベターな方法を一つずつ
試していきたいです。

 

 

これからも、
紙おむつ事情には注目していきたいと思います!

 

 

hazeran

ここまで読んでくれて、ありがとう。

 

 

参考文献

 

 

(1) 環境省「使用済紙おむつの再生利用等に関するガイドライン 」https://www.env.go.jp/recycle/omutu_gaido.pdf

(2) 環境省「令和4年度使用済紙おむつ再生利用等に関する 調査業務報告書」https://www.env.go.jp/content/000128829.pdf