3歳と1歳双子を育児中のはぜらんです。
私はこれまで、「自然のリズムに沿って生きる」という言葉に強く惹かれながらも、どこか遠い理想の暮らしのように感じていました。畑を耕し、土に触れ、ゆったりと季節を味わう生活。憧れはある。でも、今の生活とは違いすぎる気がして、どこから始めたらいいのか分からなかったのです。
そんな私が参加したのが、「自然療法 × パーマカルチャー『自然のリズムに沿って生きる』」という対談イベントでした。ニュージーランド在住のパーマカルチャリストまり子さんと、自然療法を伝えているマエマコさんのコラボ企画です。
実はその日、双子がインフルエンザを発症していました。まさに、自然療法を学びながら、現実では高熱の看病をしているという状況。だからこそ、学びは机上の空論ではなく、私の生活と直結して胸に届きました。
今日は、その体験と、私の中で起きた変化をお伝えします。
体験談|インフルエンザの看病中に感じた「自然のリズム」
双子は高熱が続いていました。元気はまあまああるけれど、きっとインフルエンザだろうなという感覚。私は救急外来には行かず、子どもたちの様子をよく観察し、翌日朝に受診しました。やはりインフルエンザでした。
子どもたちは3人ともワクチンを打っていませんでした。それでも、上の子は濃厚接触だったにもかかわらず発熱しなかったのです。その姿を見たとき、私は素直に「免疫力が高まっている!」と感動しました。
免疫力とは、体の中に入ってきたウイルスや細菌と戦う力のことです。特別なものではなく、私たち誰もが持っている自然の防御システムです。
私自身も、咳や鼻水、微熱がありました。きっと感染しているんじゃないか…と思います。でも、寝込むほどにはなりませんでした。自分のことをゆっくりケアする余裕はなく、子どもたちの看病に追われる毎日。それでも、私は気づきました。
「もしかして、普段の食生活が私を支えてくれているのかもしれない」
もともと私は、肉より魚、できるだけ野菜を多く摂るように心がけてきました。完璧ではないけれど、日々の積み重ね。それが、今の私の体を守ってくれているのだと、ポジティブに受け取ることにしました。
自然のリズムに沿って生きるとは、病気の前から整えること
対談の中で一番心に残ったのは、「病気になる前から健康的な選択をする」という視点でした。
私はこれまで、自然療法に対して憧れがありました。でも同時に、「ちゃんと勉強しないといけない」という思い込みもありました。中途半端な理解では危ないのではないか。たとえば、病気のときに病院へ行かないという選択だけを取り入れて、その後の対処法を知らなければ不安になりますよね。
だからこそ、「前も後ろも全部理解してからじゃないと」と、自分でハードルを上げていたのです。
でも今回学んだのは、もっとシンプルなことでした。
自分の健康に良い選択は、環境に良い選択にもつながる。
これは、自然療法とパーマカルチャーに共通する考え方でした。
パーマカルチャーとは、「自然の循環を活かして持続可能な暮らしをデザインする考え方」です。難しく聞こえますが、自然の流れを壊さず、その中で人も一緒に生きる方法を考えることです。
自然のリズムに沿って生きるというのは、特別な暮らしを始めることではなく、日々の選択を少し整えていくことなのだと、私は感じました。
直接もらえたアドバイスがくれた安心感
今回、とてもありがたかったのは、具体的なアドバイスを直接もらえたことです。
双子がインフルエンザの症状があったので、風邪の時のお手当の方法を質問したところ、答えてもらえました!
・梅酢を飲むといい
・塩をあげるといい
・玄米のお粥もいい
梅酢とは、梅干しを作るときに出る赤い液体のことです。ミネラルが豊富で、体のバランスを整える働きがあると言われています。塩も同じく、体にとって大切なミネラル源です。ただし、精製された塩ではなく、自然塩を選ぶことがポイントだと教えていただきました。
玄米のお粥は、消化にやさしく、体を内側から温めてくれる食事です。玄米とは、白米になる前の、ぬかや胚芽が残っているお米のこと。栄養が豊富で、エネルギーをゆっくり補給できます。
私は正直、「それだけでいいの?」と少し拍子抜けしました。でも同時に、心がふっと軽くなったのです。
全部を完璧に理解していなくても、今日できることがある。
それが、私にとって大きな安心でした。
「やらなきゃ」から「できる範囲で」へ
以前の私は、プラスチック削減生活に憧れながら、ペットボトルを大量に買っていました。
「やらなきゃいけない」
その気持ちは、いつも私を追い立てました。でも、プレッシャーの中で動こうとすると、苦しくなって続きません。
今は、「できる範囲で頑張れればいい」と思えるようになりました。自然療法もきっと同じです。味噌を取り入れる。梅干しを食べる。梅酢を飲んでみる。玄米のお粥を作ってみる。
それだけでも、十分に自然のリズムの中に一歩足を踏み入れているのだと、私は思います。
これからの暮らしと、私の憧れ
将来的には、自分の畑で育てた野菜を食べたい。土を触り、季節の移ろいを感じる生活に憧れています。パーマカルチャーをもっと身近に感じながら暮らしたい。
まだそこまで辿り着いてはいません。でも、以前の私とは違います。
「まだ踏み出せていない」と思っていたけれど、「できるところはありそう」と思えた。
私はそれだけでも十分だと思っています。
自然のリズムは、急がない。無理をしない。今の自分ができることを重ねていく。
それが、私にとっての「自然のリズムに沿って生きる」ということです。










