

0歳2ヶ月の双子と2歳の3姉妹を育児中のはぜらんです。
妊娠がわかった日。
実はまだ双子であることはわかっていませんでした。
喜びと不安が入り混じる中、
数週後に病院で伝えられた
「赤ちゃんが2人います」という衝撃の一言。
双子とわかったのは妊娠8週目の検診のとき。
そして、
15週ごろには一人の時の倍くらいのお腹の成長スピードに、
本当に双子を妊娠したのか…と自覚し始めました。
この記事では、妊娠初期の週数ごとの変化、
一卵性と二卵性の見分け方、
そして双子妊娠に特有の兆候を、
私自身のリアルな体験をもとにお伝えします。

それではいってみよう。
双子妊娠はいつわかる?【妊娠5週〜15週の流れ】
5週~7週|胎嚢確認の時期
一般的には、妊娠5〜7週頃に胎嚢の数が確認され、
双子かどうかの初期の兆しが見えることがあります。
胎嚢が2つあれば、
二卵性双胎の可能性が高まるのです。
私自身は、
子宮内膜症の経過観察のために病院にかかった際、
たまたま妊娠5週目であることが発覚しました。
しかし、その時点では胎嚢は1つしか確認されず、
「普通の妊娠」だと思っていました。
8週~10週|心拍確認で双子確定
その後、子宮内膜症とのリスクを考慮され、
地元のクリニックでは対応が難しいということで、
実家近くの大きな病院に転院。
8週目の検診で、
医師から「赤ちゃんが2人いますね」と言われました。
実は双子が発覚する数日前、
私は双子を妊娠する夢を見ていました。
なので、先生に双子だと言われた時は、
『本当に双子だった!』という驚きでした。
そして、今まで一人の育児でも大変さを感じていたので、
喜びと同時に大きな不安も感じました。
15週|お腹の変化と双子ならではの不安
妊娠15週を迎える頃には、
お腹の大きさが急激に変化し始め、
「これ、上のこと時よりかなり早くない?」
と驚いたのを覚えています。
つわりは想像以上に重く、
1日中ベッドから起き上がれず、
寝たきりのような生活に。
医師からは
「多胎妊娠はリスクが高くなるから、
NICUのある病院での出産を」と言われ、
改めて双子妊娠の重みを実感。
この頃から、
“双子を産む覚悟”が芽生えていきました。
一卵性と二卵性の違いとは?いつ、どうやってわかるの?
双胎の種類
【二卵性双胎】
2つの卵子がそれぞれ受精し、
胎嚢も胎盤も2つ。
胎嚢が早い段階から2つ見えることが多く、
比較的早く判明しやすい。
【一卵性双胎】
1つの受精卵が分裂して2人になる。
私の場合は、
最初は1つの胎嚢しか見えず、
8週目に心拍確認でようやく双子とわかりました。
膜性の種類とリスクの違い
双子妊娠では「一卵性か二卵性か」だけでなく、
「膜性(まくせい)」と呼ばれる構造の違いも重要です。
膜性とは、
胎盤と羊膜(赤ちゃんの部屋)の構成のことを指します。
双子妊娠の膜性には、主に次の3つのタイプがあります。
- 二絨毛膜二羊膜双胎(DD双胎)
- 胎盤が2つ、羊膜が2つあるタイプ。
- 二卵性であることが多いですが、一卵性でも早期に受精卵が分裂した場合にはこのタイプになることがあるそう。
- お互いに完全に独立した環境で育つため、リスクは最も低いとされています。
- 一絨毛膜二羊膜双胎(MD双胎)
- 胎盤が1つ、羊膜が2つあるタイプ。
- 一卵性双胎に見られ、胎盤を共有するため、血流のバランスが崩れる「双胎間輸血症候群(TTTS)」などのリスクがあります。
- 一絨毛膜一羊膜双胎(MM双胎)
- 胎盤も羊膜も1つで、2人の赤ちゃんが同じ空間で育つタイプ。
- 非常にまれで、へその緒が絡まるリスクが高く、妊娠中〜出産までの医療管理が厳重に行われます。
- 多くの病院では管理入院や早期出産の対象となります。
私の経験:膜性がわかるまでの1週間
最初の段階では赤ちゃんの間に膜(羊膜)が見えず、
MDかMMかの判別ができませんでした。
病院では
「MMだった場合は、うちでは対応できる医師がいない」と言われ、
1週間ほど祈るような気持ちで過ごしました。
そして9週目、
ようやく膜が確認され「MD双胎」と診断。
この一週間、
「出よ膜!」と心の中で念じ続けていたのは、
今ではちょっと笑える思い出です。
双子妊娠の兆候とサイン
つわりが重かったら双子?
妊娠中で一人目の時と違いがあったのが、
つわりの重さでした。
1日中吐き気に苦しみ、
常温の水も飲めないので、
色々な飲み物で飲めそうなものを探しました。
長女の妊娠のときと比べて、
つわりが始まるのも終わるのも遅かったです。
妊娠線・お腹の張りなど
長女の時には妊娠線は出ず、
お腹の張りも出産間際になってようやく感じる程度でした。
しかし、双子の時には、
お腹の成長スピードが早いためか、
妊娠線が出ました。
お腹の張りも感じることが多く、
休憩する頻度が多くなりました。
双子とわかった日、私が感じたこと
8週目の検診で「双子ですね」と言われた瞬間、
嬉しさよりもまず「本当に大丈夫かな?」
という不安のほうが大きかったのが正直な気持ちです。
二人分の命を一人で育てていけるのか、
これからの生活はどうなるのか、
そして仕事や育児との両立……。
夫に報告したときは、
「えっ、本当に?」と驚かれました。
その後、私はとにかく調べまくりました。
NICUのこと、双子妊娠のリスク、
育児グッズの準備、先輩双子ママの話など。
でも、調べれば調べるほど不安が募ってしまい、
途中から調べるのをやめてしまいました笑
「なるようにしかならない。」
そう思って、できるだけ健康に気をつけながら
ベビーたちに会えるのを楽しみに過ごすことにしました。
これから双子を迎える人へ
もし、今あなたが
「本当にやっていけるのかな」
「不安でいっぱい」と感じているなら、
それはとても自然なことです。
私も最初はまったく同じでした。
けれど、不思議なことに
日々お腹の中で育っていく赤ちゃんたちの存在が、
少しずつ私に勇気をくれました。
完璧なママじゃなくていい。
ひとりで頑張らなくてもいい。
周囲に頼りながら、
あなた自身のペースで歩んでいけば大丈夫。
この体験談が、
あなたの不安を少しでも和らげるヒントになりますように。

ここまで読んでくれてありがとう!
双子を妊娠してから出産まで
これから様々なトラブルが待ち受けています。
でも大丈夫。
完璧なママでいようとはせず、
ありのままのあなたのままで、
子育てと向き合えます。
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