
1歳双子と3歳の3姉妹を育児中のはぜらんです。
知り合いの方から、こんなご相談を受けました。



これから産休に入るんだけど、育児グッズって何を買えばいいのかな?
ぜひまとめて教えて欲しい!
はじめての出産にはじめての育児。
私も当時は不安な気持ちで、いろいろな情報を集めては悩みを繰り返していました。
だって、記事によって書いてあることが違うし、買い物だって、そんなに安くないものもたくさんあります。
慎重になって当然ですよね。
実際に育児のために購入したものを振り返ってみると、
事前に情報収集して「これはいる!」と買ったのに出番がなかったものもあれば、
「もっと早く知っていれば…!」と後悔するほど重宝したアイテムもありました。
この記事では、新生児〜1歳半までのあいだに実際に使ってよかった育児グッズだけを、リアルな体験コメントと一緒にご紹介します。
「これ必要?」「他と何が違うの?」という疑問に答えられるよう、
メリット・デメリットや他製品との比較、我が家での活用法まで書きました。
育児グッズ選びで悩んでいる方の参考になりますように!



育児グッズって、正解が分からなくて迷走するわよね…。



レンタルの利用や中古品の活用についても、
関連記事をつけたので、合わせて見てみてね。
ねんね・寝かしつけ編
フィリップス Avent おしゃぶり
丸洗いできて、そのまま消毒も可能な優秀アイテム。
シリコン製で一体型なので清潔に保ちやすく、環境にもやさしい素材なのも嬉しいポイント。
普通のおしゃぶりより高めだけど、買い替えがいらない分むしろ経済的でした。
ちなみに我が家では、産後すぐから1歳半になる現在までこちらの3ヶ月用のおしゃぶりだけでいけてます。
スリーパー(冬)
寒い季節に布団を剥がしてしまう赤ちゃんには必須アイテム。特にモコモコ素材のスリーパーは、夜間の冷え防止に大活躍。うちでは寝返りが始まった頃から使用していました。
おんぶひも(ON BACKS CARRIER)
昔ながらのバッテンタイプ。
一人でも簡単に装着できて、家事をしながらの抱っこに最適。
こちらは使いやすさと価格の安さでかなり重宝しました。
カチっとバックルで取り付けるタイプのおんぶ紐は体への負担を分散してくれるけど、取り付けに時間がかかるので、長い時間で抱っこする時に使ってました。






授乳・ミルク編
母乳実感 哺乳瓶
乳首のサイズ展開が豊富で、月齢に合わせて細かく変えられるのが便利。
ビン製とプラスチック製があり、ビンはエコで熱消毒にも強い。
我が家では双子の授乳用に8本常備していました。食洗機でまとめてガラガラ洗って使っていました。
レビューはこちらの記事で詳しく書いています。
ママ代行ミルク屋さん
双子育児の救世主アイテム。
授乳中に手が空くので、一人で二人分同時にミルクをあげることができるのが最大のメリット。
寝返りを打ち始めるまではかなり使えました。
これは、個人的には神アイテムでした。
レビューはこちらの記事で詳しく書いています。
母乳パッド
授乳期の必需品。
1日に何度も取り替える必要があるものなので、コスパと吸収性が大事。
肌触りも優しく、母乳をあげるのが終わるまでは、ずっと使いました。
ドラッグストアで購入できます。
哺乳瓶消毒ケース
消毒しなきゃいけない時期は短いんだけど、それなりに手間がかかります。
我が家では、上の子は3ヶ月、下の子たちは1ヶ月と少しで消毒するのをやめましたが元気です。
さて、消毒に使うのにおすすめなのが、LEC 3WAY。
電子レンジでも薬液でも使える便利な消毒ケースです。
消毒後はそのまま乾燥ラックにもなる優れもの。
レンジ消毒は薬液消毒よりも時短できるのも嬉しいポイント。
搾乳機(ピジョン)
手動も電動も使いましたが、やっぱり電動が圧倒的にラク。
保育園に預けている間に搾乳するのに重宝しました。
双子育児では、一人は搾乳→哺乳、一人は直接授乳の形で対応しやすく、ヘルプをお願いする際にもスムーズでした。
母乳実感という哺乳瓶を使っていたので、同じメーカーのピジョンの搾乳機を使用。
搾乳機には必ずプラスチックの哺乳瓶がついてくるので、搾乳機として使わない時は、授乳用の瓶としても使えます。
LEDランタン
夜間授乳やおむつ替えに大活躍。
明るすぎず、暗すぎず、簡単に電気がつけられるものがおすすめ。
持ち運びできるタイプだと、部屋を移動しても使えます。
災害時の備えとしても便利です。
おむつ替え・衛生編
おしりふきフタ「ビタット」
おしりふきが取り出しやすく、中身の乾燥も防げる便利なフタ。
3年以上前に買ったものがいまだに使えています。
おしりふきを使い終わるたびに、何回も貼ったりつけたりしているのに、粘着力が落ちないのが不思議です。
100均などにも類似品はありますが、粘着力が長く続く点ではビタットがダントツです。
おむつが臭わない袋「BOS」
とくに離乳食が始まるまでの柔らかいうんちの時期、臭い対策として大活躍。
夏場は特に効果を感じました。
袋は小さめなのでこまめに捨てるのがコツです。



環境に配慮したい私としては、ゴミ袋が増えるのは嬉しくないんだけどね…。



暮らしやすさと環境への配慮のバランスには、いつも悩まされるね。



育児中は、ママの生きやすさ最優先でいいと思うの。
電動鼻水吸引機
上の子の時は口で吸うタイプを使っていましたが、
双子が生まれてから、電動を購入。
保育園から鼻風邪をもらってくるたびにこちらを使用しています。
これのおかげで、中耳炎で病院に駆け込む頻度が格段に減りました。
手動も電動も使った経験あるけど、絶対に電動がおすすめ。
値段は1万円くらいしますが、あった方が病院に行く頻度を減らせるし、子どもの風邪の治りも早いと感じます。
0歳から保育園通いがはじまる場合は特に必須レベル。
爪切り
赤ちゃんの柔らかい爪には、はさみタイプが断然使いやすい。
大人用は切りすぎが心配なので専用を用意して正解でした。
ドラッグストアで購入できます。
ベビーローション
無香料で肌に優しいものを使用。
ワンプッシュで使えるポンプタイプだとお風呂あがりに片手で扱えるのでとても便利です。
ドラッグストアで購入できます。
加湿器(スチーム式)
スチーム式で雑菌の繁殖が少なく、冬場の乾燥から赤ちゃんを守るのに最適。
喉の乾燥も防いでくれます。
沐浴用ベビーバス
ワンオペ育児で大活躍。
空気で膨らませるタイプなので、自分が入浴せずに赤ちゃんだけを安全に洗える。
使わなくなったら空気を抜いて片付けられるのもポイント。
食事・離乳食編
シリコン製の受け口広めのスタイ
シリコン製で洗いやすく、受け皿部分がしっかりしていて食べこぼしもキャッチしてくれる。
布製やプラ製の折りたためるものは、口が閉じるとご飯をうまくキャッチできずプチストレスでした。
洗って繰り返し使えるシリコンが結果的に一番ラクでした。
ただ、上の子は首元に巻きつけるものが全般的に苦手だったので、あまり使用せず。
双子は全然気にしないので離乳食が始まってからずっと使用しています。
ブレンダー
離乳食初期のペースト作りに大活躍。
少量ずつ作るのが簡単で、洗いやすくて扱いやすいのも◎。
離乳食の手作りを考えている人には必須。
離乳食の冷凍保存容器
小分けに冷凍保存しておくと、忙しいときに解凍するだけで離乳食が完成。
毎日の手間を減らしてくれる便利グッズ。
我が家では、離乳食の初期から中期、ブレンダー作れちゃう時期に重宝していました。
リッチェルの容器は、レンチンOKで食洗機にも対応しているので、使いやすかったです。
ベビーチェア
我が家で使っているのは風船タイプのベビーチェア。
離乳食だけでなくお風呂場用としても併用可能。
本格的なイスを買う前のお試しやスペース節約にも◎。
ハイハイを始めるまでは、この椅子で大人しくご飯を食べてくれました。
和光堂ベビーフード
特に1歳を過ぎてからの離乳食は、大人と同じメニューでも小さく切ったり薄味にしたりと手間がかかります。
そういう時こそ、プロが作ったレトルトに頼ると本当に楽。
我が家では「これ、自分では作れない…」と思うくらい完成度が高くて助かっています。



双子の食欲がすごくて、あっという間になくなるから、
うちではネットでまとめ買いしてるわ。



手を抜けるところは抜いてこうね!
お風呂
バスマット
お風呂中の転倒防止に。
活発に動くようになると、石鹸で滑って転んでしまうこともよくあります。
そういう時にマットがあると安心。
冬場は冷たい床も、マットが敷いてあると和らぎます。
ボディーソープ
ポンプ式のものだと、ワンハンドで使えるのでおすすめ。
泡タイプにしておけば、泡立てる手間がなくすぐ使えるので時短になるし、
ベビーの柔らかいお肌にも優しいです。
我が家では、arauシリーズを購入しています。
このシリーズの販売元であるサラヤ株式会社が環境に配慮している企業だからです。
サラヤ株式会社の環境への取り組みについては、
こちらで紹介されています。
ベビーチェア
先ほども登場した風船タイプのベビーチェアを使用。
特に、ワンオペでベビーと一緒に入る時には、
自分を洗っている間、浴室で座って待っていてもらうのに便利です。
お出かけ・移動編
【双子にお勧め】KATOJI 2人乗りベビーカー
双子が生まれてから半年間は横並びのベビーカーを使用していました。
でも、東京に住んでいると横並びのベビーカーで不便に思う場面がたくさんあるんです…。
例えば、改札を通れなくて新幹線に乗り遅れたり、
バスに乗れなかったり、
歩道が通れなかったり。
もし、同じような悩みを抱えそうなら、縦型の二人乗りベビーカーをお勧めします。
ベビーカーフック
ベビーカーのカゴが小さいと感じるときは必須。
荷物が増えてくるとかなり助けられます。
おむつ替えポーチ
おむつやおしりふきなどがひとまとめにできて、外出先での取り出しもスムーズ。
おむつをポーチいっぱいに入れるとちょっと大きめですが、
リュックに入れておけば問題なし。
番外編|もっと便利な+αアイテム
ウォーターサーバー
上の子のときに契約していたウォーターサーバーが、夜間の調乳に超便利でした。
湯沸かし&湯冷ましが不要になるので、1分1秒が惜しい夜間授乳ではとくに助けられました。
双子の育児は実家で行っていたので、使えなくなってしまったのですが、
あれば楽だったのになーと思います。
電気ケトル+ミネラルウォーター
電気ケトルでとミネラルウォーターがあれば、ウォーターサーバーの代わりになります。
ミネラルウォーターなら湯冷まし不要でそのまま使えるのも時短になります。



沸かしている時に、ケトルにベビーが近づかないように気をつけよう。
ジョイントマット
上の子の腰がすわってきた頃から敷きました。
突然バタンと倒れても安心だし、マンション住まいなので防音対策にもなりました。
走り出してからも役立ちます。
我が家のマットはアルファベットが書いてあって、
特に意図していませんでしたが娘がABCを覚えるのに役立ちました。
手書きの育児記録ノート
日々の記録を手書きで。
将来子どもに渡したいという思いから、家族みんなで記入していました。
もし買うならクリアフォルダが一緒になっているものがお勧め。
保育園からもらったバースデーカードや、初めて書いた絵、
いただいたお手紙など、思い出も一緒に保管できます。
【買う前にチェック】実はレンタルや中古でよかった育児グッズ
育児グッズは何でもかんでも新品をそろえると、結構な金額になります。
でも実際には、「短期間しか使わなかった」「新品じゃなくても十分だった」というアイテムも少なくありません。
我が家では、レンタルで正解だったもの、中古で十分だったものも多数ありました。
「全部買う前に知っておきたかった…」という気持ちを込めて、こちらの記事で詳しくまとめています。
おまけ|買ったけどあまり使わなかったもの
授乳クッション(双子の時)
クッションや枕で十分代用可能でした。専用の形状はかさばるだけで、結局使わずに終了。
粉ミルクストッカー
洗うのが地味に面倒で、すぐに使わなくなりました。ジップ袋やスプーンの方が手軽。
ベビーカーに付けるスタンド
子どもを立たせるための器具。あまり使用する機会がなく、お蔵入りに。
ダイニングテーブル用のベビーチェア
便利そうに見えて、結局立ち上がってしまい危険だったので使用中止。大人用椅子にベルトをつける方が安定。
ハイローチェア
上の子のときは活躍したけど、双子育児ではスペース的に厳しく未使用。便利だけど必須ではない。
まとめ
ここで紹介したのは、双子育児・ワンオペでも「本当に助けられた」と感じたアイテムたちです。
もちろん赤ちゃんの個性や家庭の状況によって、「便利」の感じ方はそれぞれ。 それでもこの記事が、あなたの「必要な育児グッズ」を見つけるヒントになればうれしいです。
もし「うちではこれが神アイテムだった!」というものがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。