単身赴任の夫が子育てに無関心…ワンオペ妻の不満と解決策

単身赴任中の夫が子育てに加わらない問題とは?

ワンオペママのよくある不満

単身赴任中の夫が育児に関わらないと、
ワンオペ育児をしているママは大きな負担を感じますよね。
よくある不満として、以下のようなものが挙げられます。

「毎日1人で育児と家事をこなしていて限界」

「夫が子どもの成長に関心を持っていないように感じる」

「育児の大変さを理解してくれず、相談しても他人事」

「家に帰ってきても育児に協力しない」

子どもがまだ0歳や1歳の時に父親の関わりが薄いと、
その後の家族の関係性も不安になりますよね。

 

夫が育児に無関心になる原因

なぜ単身赴任中の夫は育児に関わろうとしないのでしょうか?
その原因として考えられるのは以下のようなことです。

物理的な距離:そばにいないため、子育てのリアルを実感しにくい

仕事の忙しさ:単身赴任先での仕事に追われ、育児に気が回らない

育児は妻の役割という思い込み:子育ては母親が中心と考えてしまう

どう関わればいいかわからない:遠距離の状態での育児参加の方法がわからない

我が家は夫が単身赴任で月に2-3回週末に実家に来て
育児を手伝う、という形をもう1年以上続けています。

物理的な距離があって育児に参加できないのはもちろんですが、
週末だけの育児を「育児の全て」と思われたくない、
というのが私の正直な気持ちです。

 

単身赴任中の夫が育児に関わらないと起こる問題

育児ストレスが溜まりすぎる

ワンオペ育児が続くと、
ママの心身の負担が大きくなり、
ストレスが限界に達することがあります。

私自身は、
双子の育児と長女の育児を実家の手を借りなければ
回せない状況です。

それが、夫と私と子供だけになった時に
果たしてどれだけのことを夫がしてくれるのか、
現状より良くなることは期待できず、
将来への不安もストレスの原因になっています。

夫婦関係が悪化するリスク

「私ばかり大変なのに、夫は何もしてくれない」
という不満が積もると、
夫婦の関係がギクシャクしやすくなります。

もちろん、夫は仕事が大変なのでしょうが、
子どもを育てると決めたからには
一緒に面倒を見てもらいたい、というのが
ママの正直な気持ちではないでしょうか。

私自身、
コミュニケーション不足による関係の悪化は肌で感じていて、
このまま今の状況が続くなら別居していても同じでは?
と考えたこともあります。

子どもへの影響は?

父親の関与が少ないことで、
子どもが「パパはいつもいない」と感じ、
距離を置くようになることも。

父子の関係性が希薄になる可能性があります。

我が家の双子は生まれた時から
実家の人と関わる時間の方が長かったので、
どのくらい夫を「父親」として認識できているのか、
正直なところわかりません。

これからの愛着形成などの影響も考えると、
できるだけ早く単身赴任をやめて、
一緒に暮らせる転職先を探してくれないかな…
と思っています。

単身赴任でも夫が育児に関わるための解決策

オンライン育児参加の方法(ビデオ通話・音声メッセージ活用)

・毎日5分でも子どもとビデオ通話をする

・子どもの様子を写真や動画で共有し、リアクションを求める

・音声メッセージを活用して子どもに語りかける

夫がその場にいなくても、
できることはたくさんあります。

子どもとの関わりだけでなく、
ママとマメに会話をして大変なことや成長などを
共有するのは、遠距離夫婦には重要だと思います。

 

週末・帰省時の育児分担を明確にする

  • 帰省時には育児を担当する時間を決める
  • お風呂や寝かしつけなど、特定の役割を持たせる
  • ママが一人で過ごす時間を確保し、リフレッシュの機会を作る

普段育児を一手に担っているママにとっては、
夫が来てくれる日は「一人でゆっくりできる時間を確保するチャンス」です。

できるだけ夫に子どもの面倒を見てもらって、
積極的にリフレッシュするのがおすすめです。

家族のスケジュールを共有し、夫が関与しやすい環境を作る

  • Googleカレンダーなどで家族の予定を共有する
  • 育児の「困ったことリスト」を作成し、夫にも解決策を考えてもらう
  • 夫が育児に参加しやすい習慣を作る(定例の電話やメッセージなど)

夫が子どもたちの成長を感じるイベントを身近に感じられないと、
育てているという実感が湧きにくいですよね。

ママが写真などの共有を頑張るだけでなく、
パパの方からも積極的に今日会ったことなど聞けると、
良い関係を継続できると思います。

 

夫に育児の大変さを理解してもらうには?

日々の育児を「見える化」する工夫

  • 1日のスケジュールやタスクを書き出して夫と共有する
  • 「何がどれだけ大変か」を具体的に伝える

家事や育児って、
細かい作業の組み合わせなので、
一つ一つの作業を具体的に説明するのが大変。

でも、最初の一回は
初めから終わりまで一連の作業を
しっかり伝えておくのが大切ですよ。

例えば、
おむつ替え一つとっても、
・新しいおむつの用意
・おしりふきの用意
・うんちが漏れた時のタオルの用意
・着替えの用意

その上で、
・ズボンを脱がせて
・おむつを破って
・お尻を拭いて
・おむつの中におしりふきを包んで丸めて
・新しいおむつを履かせて
・ズボンを履かせて
・ゴミ袋におむつを入れて

こんなにたくさんの工程がありますよね!
初めましての人からしたら、
とても複雑で一回でどうにかするのはなかなか大変なことでしょう。

「慣れ」てしまったことでも、
根気よく仕込んでいくのが
将来的に自分の時間を減らすためのコツだと思います。

 

感情的にならずに気持ちを伝えるコツ

  • 「私ばかり大変!」ではなく、「こういうサポートがあると助かる」と伝える
  • 夫が手伝ったときは感謝の言葉を伝え、ポジティブなフィードバックをする

我が家の夫は小学生みたいなところがあって、
こちらがイライラしたり怒ると
シュンとしたり、逆ギレしたり、
「自分は責められて可哀想」という態度を取ります。

泣きたいのはこっちだよ!
と思うのは日常茶飯事ですが、
ここはこちらが大人にならないといつまでも
建設的なやりとりができません。

まずは、やってくれたこと、できたことに対しての
「感謝」。

そして、
次はこうしてくれたらもっと助かる、
という順番でフィードバックしてあげます。

 

単身赴任でも夫婦で子育てをする意識を持つ

  • 夫婦で「子育ては2人で協力するもの」という共通認識を持つ
  • 夫が主体的に育児に参加できるよう、環境を整える

正直なところ、
物理的な距離を縮めることができるなら、
それが最善策だと思います。

我が家は単身赴任ですが、
転職してもらって一緒に住めるようにする、とか
同じ会社内で出張や異動の少ない部署に配属先を変えてもらうとかです。

そもそも、
子どもが生まれたばかりの男性を
出張ばかり、単身赴任にする企業ってブラックじゃない?
と思います。

今の環境を変えられるなら、
思い切って変えてしまうのがいいですよ。

それでも難しいなら、
やっぱり、夫に改めて聞いてみましょう。

「家族との時間と仕事の時間、どっちを優先したい?」

まとめ 〜単身赴任中でも夫婦で協力しながら育児をするコツ〜

単身赴任中でも、
夫が育児に関わる方法はたくさんあります。

ワンオペ育児に悩んでいる場合は、
まずは夫婦でしっかりと話し合い、
できることから少しずつ取り入れてみましょう。

夫が育児に参加することで、
ママの負担が軽減され、
家族全体の絆も深まります。

私はママが無理をする必要は全くないと思っています。

どこかに預けたり、
ベビーシッターの助けを借りて、
積極的にリフレッシュタイムをとって欲しいです。

愚痴を言える友達を確保して、
溜め込む前に小出しにしていきましょう。

子育て期間中に夫と協力ができないのは
本当にストレスが溜まりますよね。

ママの精神衛生を第一に、
無理せず、無理な時はすぐに話し合いましょう。

一緒に頑張ろうね。