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歌大好き歴20年のはぜらんです
歌ってみた用に宅録をしていると、部屋に反響した音もマイクに収音されて少しボヤッとした歌声になることありませんか。
私も自宅の一室で録音していますが、防音用の壁などはありません。
なので「部屋で歌っているなぁ」と聴いている人もわかると思います。
しかしできることなら、プロの収録のように周りの音が入らない環境で声だけを綺麗に収音したいですよね。
でも賃貸だし、壁を防音用に大改造してスタジオを作るわけにも…
そこで登場するのがリフレクションフィルターというアイテム。
これを使えば、マイクに向かって歌った声が綺麗に収音されて、壁から跳ね返ってきた音などを防いでくれます。
じゃあ早速買おう!と調べてみると、安い物でも5,000円ほどで質の良い商品は20,000円以上…涙
試しに買うにはハードルが高いですよね。
そこで今回はリフレクションフィルターを自作してみました!
どんな素材を使ってどのくらい時間がかかるのかをご紹介していきます。
収音効果はどのくらいあるのか検証動画も撮ってみたので、是非参考にしてみてくださいね。



それではいってみよう
リフレクションフィルターとは
リフレクションフィルターとは一言で表すと反響を抑えるアイテムです。
マイクに向かって声を出すと、マイクの方向だけでなくさまざまな方向に音の波が広がります。
そのうちの一部は部屋の壁に反射してマイクに戻ってきます。
リフレクションフィルターの効果は主に2つ。
- 色々な方向に散らばった音を吸収してマイクに届く純粋な音だけを拾う効果
- 壁から跳ね返ってきた音を遮断する効果
リフレクションフィルターを設置することで、マイクで録音した時によりクリアな音を録音できるんです。
実際にリフレクションフィルターあり/なしで音を比較している動画がありました。
この動画の6:14あたりから反響の大きい空間で比較をしています。
映像から反響が抑えられていることがよくわかりますね。
ちなみにこの商品は、お値段はなんと36,850円!
たか〜い!!いずれは欲しいけど今すぐには買えない…涙。
良質なリフレクションフィルターはどれも結構いいお値段がします。
そこで私は自宅にある材料を使って、自分で作ってみよう!と思い立ったのでした。
リフレクションフィルターを自作してみた
実際にリフレクションフィルターを自作してみました!
実は以前、防音室を自作しようと奮闘した経緯があったのですが、賃貸の壁に養生テープを貼ってもすぐに剥がれてしまってうまくいかないという経験をしました…涙。
そこで今回は購入して余った素材を材料として使っています。
使用した材料・費用と制作時間について
使用した材料はこんな感じ↓
使用した素材は下記の3つだけ!
・吸音材(凹凸のスポンジのような素材)
・遮音材(グレーのシート)
・ダンボール
]
吸音材はスポンジ素材を使用。
凹凸構造があることによって音の波が素材に吸収されやすくなるんだそう。
リフレクションフィルターのマイク側につける素材ですね。
実際に使ってみると、厚みが5cmあって結構ゴツいので、2.5cm程度の厚みのものでも良いかも。
2,000〜3,000円くらいで買えます。
遮音材は吸音材の裏側に貼り付けて使います。
今回私が使用したのはこちらの遮音シートです。
柔らかくて簡単に切り貼りができそうだったのでこちらを購入。
遮音性も高く良い素材でした。
10mの遮音シートでお値段は5,000円ほど。
リフレクションフィルターを作る素材の中では一番高いですね。
リフレクションフィルターを作るためだけに購入するのであれば、切り分けられたものでも良いかもしれません。
遮音性のある素材ならOKだと思います。
リフレクションフィルターの背中側には段ボールを使用。
こちらは0円です♪
今までに使用した素材を合計すると約7,000円ほど。
吸音材は100均でも購入できるそうなので、コストを最小限にしたいならそちらで試してみてもいいかも。
3つの素材を切り貼りして完成したものがこちら。
手前から吸音材、遮音材、段ボールの順に貼り付けています。
なんだかそれっぽい形になって嬉しい^^。
ちょっと広がりすぎているので、マイクと合わせて使う時にガムテープで角度調整しました。
最終的にはこんな形で使っています。
制作にかかった時間は1時間ほど。
初めての工作で試行錯誤したため時間がかかりましたが、慣れていれば30分ほどで作れちゃいます♪
自作リフレクションフィルターの収音効果検証
自作してみたリフレクションフィルターで一番気になるのはその効果ですよね!
今回は収音の検証実験として、低音域と高音域の曲を歌ってどのくらい違いがあるのか比較してみました。
低音域は平原綾香さんの「Jupiter」の歌い出し、高音域はyamaさんの「春を告げる」の歌い出しです。
検証動画がこちら。
テンポの違いが出てしまいましたが汗、マイクからの距離は約15cmになるようにして歌っています。
いかがだったでしょうか?
個人的にはリフレクションフィルターがあった方が音のぼやけが少なくなり、ダイレクトに声が録音できている感がありました。
自分でも簡単に作れるので、購入したいけれど高くて手が出せない!という方は是非作ってみてください♪
まとめ
ここまで、自作のリフレクションフィルターの作り方について、収音効果の検証動画と共にご紹介してきました。
今回は自宅に余っていた素材で製作してきましたが、ホームセンターや100均で購入できる素材もあります。
もっと価格を抑えたい!という方は、材料の工夫でリーズナブルなものが作れるかも。
自分の好みに合ったリフレクションフィルターを使ってみてくださいね。



以上、はぜらんでした!ここまで読んでくれてありがとう