歌が下手な人の特徴と上手くなるための5つの方法【初心者向け】
hazeran

歌好き歴20年のはぜらんです。

 

誰かと一緒にカラオケに行った時、
ついつい他の人と自分の歌唱力を比較して
落ち込んだりしていませんか?


歌が上手い下手に関わらず、
本人が楽しんで満足できるのが1番の幸せ。


でもせっかく歌うなら
上手に歌えるようになりたいですよね。


歌の上手い下手というのは
あくまで個々人の感想なので
明確な定義はありません。


私の友人にも歌にコンプレックスがあり
上手くなりたいけれど練習方法がわからず
悩んでいる人がいます。



そんな「自分は歌が下手だ」
と思っている方が自信を持って
歌えるようになるために
どうすれば良いか考えていました。


そこで今回は初心者の方に向けて
歌が上手な人と下手な人の特徴を踏まえ、
歌が上手くなるための5つの方法をご紹介。


歌が下手だけど上手くなりたい!
と思っている方はもちろん、
更なる上達を目指している方も
ぜひ参考にしてみてくださいね。



歌が上手くなるための方法「それぞれの特徴を知る」

hazeran

上手い人と下手な人の違いはなんだろう?



はっちー

違いがわかったら
上手い人の真似をしてみよう

 

歌が上手くなるために、
まずは歌が上手い人と下手な人の
特徴をそれぞれ見ていきましょう。


特徴を把握した上で、
自分がどんなふうに歌っているのか
比べてみましょう。



自分の声を客観的に聴く機会は
少ないと思います。


これを機にボイスレコーダーなどで
自分の声を録音し、
自分がどんな歌い方をしているのか
分析してみてくださいね。



きっと新しい発見がありますよ。


hazeran

私も歌を録音して
自己分析してみるわ





歌が下手な人の5つの特徴

歌が下手な人の特徴はなんでしょうか。


ここでは代表的な特徴を5つ紹介します。



歌が下手な人の5つの特徴

  1. 音程があっていない
  2. リズムが取れていない
  3. 声が小さい
  4. 抑揚がない
  5. 自信がない

 

1. 音程があっていない

音程があっていないと
聞いている側は違和感を覚えます。



でも、歌っている本人は気づいていないことも。



音程のズレの原因は
自分が歌っている声と実際の音程の違いが
認識できていないことにあります。




まずは原曲と録音した自分の声を
聞き比べてみましょう。



2. リズムが取れていない

リズムが取れていないと、
伴奏と歌のバランスが崩れてしまいます。




まずは原曲とリズムのズレがないか
確認してみましょう。



メトロノームなど
一定のリズムを刻む道具を使って
原曲のリズムに合わせ、



録音した自分の声と原曲のリズムを
聞き比べてみましょう。



大きくズレていると感じたら、
リズムが取れていないかも。



3. 声が小さい

声が小さいと
周りの音で声が掻き消えてしまいます。



せっかく音程があっていても
周りに伝わらないことも。



小さな声で広い音域を歌おうとすると
喉にも負担がかかってしまいます。




歌声が小さい人は
まずは呼吸法を見直してみましょう。


4. 抑揚がない

抑揚がない歌い方だと、
表現に乏しい歌になってしまいます。



自分の録音した歌声が
単調でつまらないと感じたら
抑揚のない歌い方をしているかも。




原曲をよく聴いて
どこで抑揚をつけているのか
じっくり分析してみましょう。



5. 自信がない

自信がないと
声が小さくなったり暗くなってしまいがち。




聞いている方もなんだか
不安になってきます。



たとえ音程がそこまで正確でなくても
大きな声で自信ありげに歌っている方が
上手く聞こえますよね。



まずは息を使って伸びのある声で
歌ってみることから始めましょう。


歌が上手な人の5つの特徴 

歌が上手な人の特徴とはなんでしょうか。


実際にアーティストが歌っている様子を
観察して、自分の歌い方との違いを
見つけてみましょう。



歌が上手な人の5つの特徴

  1. 表現豊か
  2. リズム感がある
  3. 自分の声の特徴を把握している
  4. リラックスしている
  5. 息の使い方が上手

 

1. 表現豊か

歌が上手な人は表現が豊かです。



表現の豊かさには、声の抑揚、
ブレス、ビブラート、
地声と裏声の切り替えなど
様々な技術的な要素があります。



これらの技術を曲の展開によって
使い分けているのです。



2. リズム感がある

ライブ映像などで
バックの演奏と歌声にズレがないのは、
アーティストに抜群のリズム感があるから。



曲のテンポがゆっくりでも早くても
瞬時にリズムを感じ取って
合わせることができるのです。



3. 自分の声の特徴を把握している

歌が上手な人は
自分の声の特徴を把握しています。



具体的には自分が得意な音域や表現技術、
声が生かせる曲のジャンルを把握している
ということです




アーティストはそれだけ
自分の声という楽器を磨き上げて
使いこなせているということですね。



4. リラックスしている

歌が上手な人はリラックスして
歌っているように見えます。



極度に緊張している状態では
体が固まってしまい
呼吸がうまくできません。



また、喉が変に締まって
ダメージを受けてしまうことも。



リラックスして歌うためには
人前で歌うことにある程度慣れる
必要もあるでしょう。



5. 息の使い方が上手

歌が上手な人の息遣いに注目すると、
息の使い方の上手さに驚きます。



一息で歌うフレーズが長く、
ロングトーンでも息切れしないですよね。



息の使い方が上手いと
声量のコントロールができるので、
声の抑揚をつけることもできます。



歌が上手くなるための方法「特徴に基づく5つの練習」

歌が下手な人と上手な人の特徴をヒントに
上達する5つ方法をご紹介します。



歌が上達するための5つの練習法

  1. 音感を身につける
  2. リズム感を身につける
  3. 呼吸法を身につける
  4. 歌声に抑揚をつける
  5. 人前で歌う

 

1. 音感を身につける

自分が発している声と実際の曲の音が
あっているかどうかを判断するために、
まずは音感を身につけましょう。



聴きわける耳を鍛える

音感を身につけるために、
まずは聴き分ける耳を鍛えましょう。


そもそも音感とはなんでしょう。


辞書で調べてみると、
音感とは音に対する感覚
音の高低、音色などを聞きわける能力
と出てきます。



音感というと、有名なのは
絶対音感と相対音感ですよね。



絶対音感とはある音を聞いた時に
その音がなんの音なのかを
正確に判断できる能力。



楽器の奏でる音だけでなく、
生活音なども音階で捉えることができます。



一方で相対音感はある音を基準にして
もう一方の音がどのくらい離れているかを
判断できる能力。



絶対音感は生まれつきか、小さな頃に
鍛えていないと身につけるのが難しい能力
と言われています。



一方相対音感は鍛えれば鍛えるだけ身につく
音感なのだとか。



まずは、相対音感のトレーニングで
聴きわける耳を身につけましょう。



音感トレーニングでおすすめの
無料アプリはずっしーの音感トレーニングです。


ずっしーの音感トレーニング

ずっしーの音感トレーニングはこちら


初めは単音からスタートして
徐々にレベルが上がっていくので、
ゲーム感覚でトレーニングできます。



音感トレーニングはYouTubeでも
様々な方法が紹介されているので、
自分に合った方法を試してみてくださいね。



聴き分けた音をアウトプットする

音感を身につけるのと同時に行いたいのが、
聴き分けた音のアウトプット。



音感が鍛えられると、
自分の歌と原曲の音程があっているか
判断できるようになってきます。



自分の声を録音して、
原曲の音程と比較してみましょう。



ズレている場合は上下のどちらに
どのくらいズレているかを把握しながら
正しい音を狙う練習をしてみてください。



正確な音程を歌うトレーニングについては
こちらの動画が参考になりました。



 

2. リズム感を身につける

リズム感を身につけると
拍子の表と裏を感じることが
できるようになります。



リズム感が身につけば
音楽に合わせてタイミングがずれることなく
歌うことができます。



もっともシンプルな練習方法は
メトロノームを使って裏拍を取る
練習をすることです。



裏拍とはメトロノームが
カチカチしている音の間の拍です。



裏拍が取れるか
下の動画でチャレンジしてみてください。


 

 




一定の間隔でカウントする練習ができたら、
次は手で拍を取りながら歌ってみましょう。



私はいつも右足の太もも脇に手を添えて
カウントしています。



手全体を動かしてカウントすると
徐々に遅れてしまいがち。



カウントのコツは
手の付け根をを太ももに固定して
手首のスナップをつかうことです。



歌いながら手のカウントが
ブレずにできたら
ある程度のリズム感は
身についているでしょう。



リズム感はゲームでも
トレーニングできます。



個人的におすすめのリズムゲームは
任天堂が出しているリズム天国。



最新版は3DSみたいですね。





多種多様なリズムが体感できるゲームで、
リズム感が鍛えられること間違いなしです。



3. 呼吸法を身につける

正しい呼吸法を身につけると、
音程や声量だけでなく表現力も向上します。



呼吸が正しくできているかどうかで
歌の良し悪しが決まるくらい、
呼吸は重要な要素です。



歌の呼吸で使われるのは腹式呼吸。



腹式呼吸とは、
横隔膜を上下に動かしてする呼吸法です。



息を吸い込むとお腹が膨らみ、
吐くとお腹が凹みます。



腹式呼吸が鍛えられると
喉が枯れてしまったり
頻繁に息継ぎをすることがなくなります。






さらに歌を安定して歌うために、
息を吐く時にもお腹が膨らんだ状態を
維持するトレーニングをします。



息を吐く時に
お腹も同時に凹ませて吐き出すと、
息のコントロールが難しくなります。



安定した量の息を長く吐き出すためには
お腹を膨らませて横隔膜を下げた状態で
自然に息が流れるようにしましょう




4. 歌声に抑揚をつける

歌声に抑揚をつけると、
歌にメリハリが生まれます。



声量の大小や音の高低に変化をつけて、
表現を豊かにすることができます。



よくある抑揚の付け方は、
AメロBメロの声量を小さめにして、
サビで声量を大きくするという方法です。



まずは原曲をよく聴き込んで、
アーティストがどのように抑揚をつけて
歌っているか確認してみましょう。



抑揚の付け方を決めたら、
自分の歌声を録音して聴いてみましょう。



原曲と抑揚の付け方がどう違うのか、
抑揚によってどんな風に魅力的になるのか
分析してみてください。



一度身につけたパターンは
他の曲でも応用できるので
チャレンジしてみてくださいね。



5. 人前で歌う

人前で歌うのには慣れが必要。



バンド活動をしているなら別ですが、
多くの人は人前で歌を披露する機会は
なかなか無いと思います。



いざという時緊張しすぎずに歌うためには
ある程度の慣れが必要です。


hazeran

私も人前で歌うの時は超緊張するわ





英語に
「fake it till you make it 」
という言葉があります




日本語では
なりたい自分の姿があるなら
その姿になったかのように振舞え
という意味です。


たとえ自信がなくても
歌うときはアーティストになりきって
思い切り歌った方が自信が持てるもの。



上手く歌えると思い込むことで
心の準備を完了させましょう。



心の準備ができたら、
次は体の準備を整えましょう。


力が入りすぎると
良いパフォーマンスはできません。



歌う前にエクササイズをしましょう。



歌う前のエクササイズ

  • 体を伸ばしてストレッチする
  • 腹式呼吸で気持ちを落ち着かせる
  • 唇や舌のストレッチで顎周りの緊張をほぐす




ここまでできたら、あとは歌うだけ!
練習の成果を思う存分見せつけましょう。



まとめ

ここまで歌が下手な人と上手な人の特徴
そして初心者が歌が上手くなるための
5つの方法をご紹介しました。


歌が下手な人の5つの特徴

  1. 音程があっていない
  2. リズムが取れていない
  3. 声が小さい
  4. 抑揚がない
  5. 自信がない

 

歌が上手な人の5つの特徴

  1. 表現豊か
  2. リズム感がある
  3. 自分の声の特徴を把握している
  4. リラックスしている
  5. 息の使い方が上手





歌が上達するための5つの練習法

  1. 音感を身につける
  2. リズム感を身につける
  3. 呼吸法を身につける
  4. 歌声に抑揚をつける
  5. 人前で歌う




歌の上手い下手を最終的に判断するのは
自分自身です。




歌は毎日トレーニングを続ければ
確実に上達するので、
これまで紹介した方法を
ぜひ参考にしてみてくださいね。



hazeran

以上、はぜらんでした!
ここまで読んでくれてありがとう





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